【新生日本代表選手の個人成績と評価~その2:外野手】

※選手の成績と(あくまで個人的な)総合評価の続きです。外野手から。現地観戦できたのはジャパンカップのみなので頓珍漢なこと言ってるかも知れませんが、その場合はご指摘下さい。
評価は出そろってからまた全員見渡して均すかも知れません。
個々の場面での結果は見やすいように下にまとめました。集計ミスなどありましたら訂正します。

 


 

馬渕智子(B+)
22打数7安打(打率0.318)2打点1犠打1死球1犠打2三振1二塁打
打率は3割を超えたが打点は2、長打も二塁打が1本というのは各国4番と比較すると物足りない。特に4番として本塁打は1本くらいは打ってほしかった。ただ実際には良いところでも打ってるし、チームに貢献する打撃もしていたし、アメリカではロウに好捕されたがスリーランかという特大のセンターフライをオスターマンから放った。さらに豪州代表エースのスメザーから3打数3安打はとても心強い。まだまだ馬渕健在という感じか。
もともとタイプとしてはバットを短く持った中距離ヒッターなので(と思ってる)、こういう万能型の打撃に徹してくれれば日本としては十分かも知れない。

 

河野美里(A)
31打数10安打(打率0.323)、6打点3三塁打2四球1犠打4三振
今回はほぼ全ての試合で1番レフトで先発出場し、国際試合としては十分な結果を残した。A評価は文句なしだろう。特にチャンスに強く6打点と打者を還す役目も十分こなし、三塁打3本と長打も放った。たまに簡単に三振してしまう打席もあるが、それも河野のスタイルなので問題はない。
あまり結果は芳しくなかった日本だが、期待通りの河野の活躍は大きな収穫だろう。

 

山田恵里(C-)
23打数3安打(打率0.130)1打点1犠飛4四球3三振4盗塁
今夏の国際大会での山田の成績は、山田の能力を考えるとハッキリ言って0点である。不調なのはいいとして、それでもなんとかしてくれるのが山田だしキャプテンの責務なのに、見ていてあまりにも不甲斐なさ過ぎ、調子悪すぎた。正直、こんな状態なら河野をセンターに回し、レフトに織機の本田を入れてずっと使って欲しかった。
これでリーグ後半戦の戸田中、シオノギ、Honda、伊予銀戦で打棒爆発でもした日にゃあわたしゃ怒り心頭だ(笑)。
とにかく、イチローと並び称される山田さんには日本代表を突き抜けていって欲しい。

 

狩野香寿美(B)
15打数4安打(打率0.267)2打点3犠打3三振1四球1死球
ずっと代表として帯同できたことこそが狩野にとっての大きな財産になっただろう。打数は少なく、前半戦の勢いがすぐに失速したが打率はまあまあ。何より凡打しても進塁打を放つなど内容がいいから首脳陣の評価も高いのではないか?
守備、走塁、チームバッティングなど及第点の評価はもらえただろう。あとは根本的な打力を付けること、打で結果を残すこと。ライバルとなるだろう永吉の打撃がいいだけに、狩野としては緊急の課題である。

 

永吉理恵(B+)
8打数3安打(打率0.375)0打点0犠打0三振0四球1二塁打
(※実はJapanCup公式の対アメリカ1戦目の記録に間違いがあり(狩野の四球を永吉の四球にしてある)、本当の永吉の打率はコレ。だから打撃10傑には日本人選手0かも)
ジャパンカップからの帯同であっと言う間に終わってしまったが、要所でいいバッティングも見せてくれた。何よりライトの守備で軽快な動きを見せてくれ、正直「あれ、永吉ってこんなに巧かったっけ?」と再認識したくらいだ。
出場機会が少なすぎて正直強いインパクトを残すほどではなかったが、やはりこの選手は何かを持っている、という期待は十二分に持たせてくれた。ただ去年ブレイクし彗星のごとく現れた選手でもあり、実績は1年だけ(レギュラーとしてもたった1年)。今後もキッチリとリーグで結果を残して行けばきっと代表の常連になれるだろう。

 


 

馬渕智子(日立ソフトウェア)
※オーストラリア戦(4番DPで先発出場-USA・WC)
左前打  (2回先頭打者、対スメザー)
中前打  (4回先頭打者、対スメザー)
左前打  (6回2死無走者、対スメザー)
※イタリア戦(4番DPで先発出場-USA・WC)
左邪飛  (1回2死一塁、対Cechetti)
※オランダ戦(出場なし-USA・WC)
※アメリカ戦(4番DPで先発出場-USA・WC)
三ゴロ  (1回2死二塁、対オスターマン)
捕前犠打 (4回0死一塁、対オスターマン)
中飛(大飛球) (5回2死一二塁、対オスターマン)
※カナダ戦(4番DPで先発出場-USA・WC)
二ゴロ  (2回先頭打者、対Caira)
死球   (3回1死一二塁、対Lawrie)
中前打  (5回1死無走者、対Lawrie)
※カナダ戦(4番DPで先発出場-USA・WC、順位決定戦)
中飛   (2回先頭打者、対Lawrie)
二飛   (4回1死三塁、対Lawrie)
※台湾戦(4番DPで先発出場-JapanCup)
二ゴロ  (2回先頭打者、対チュアン)
左中間二 (4回裏先頭打者、対チュアン)
一ゴロ(進塁打) (5回裏0死二塁、対ジゥ)
※オーストラリア戦(4番DPで先発出場-JapanCup)
左飛   (2回裏先頭打者、対バーナビー)
中前2点適時打 (3回裏2死満塁、対バーナビー)
右前打  (5回裏2死無走者、対ホールデン)
※アメリカ戦(4番DPで先発出場-JapanCup)
一ゴロ  (1回裏2死二塁、対ネルソン)
空振り三振 (4回裏1死無走者、対ネルソン)
三邪飛  (6回裏1死二塁、対ネルソン)
※アメリカ戦(4番DPで先発出場-JapanCup・決勝戦)
空振り三振 (2回表先頭打者、対フィンチ)
左飛   (4回表2死二塁、対フィンチ)
一ゴロ  (7回表2死二塁)

 

河野美里(レオパレス21)
※オーストラリア戦(1番レフトで先発出場-USA・WC)
空振り三振  (1回表先頭打者、対スメザー)
四球   (3回表1死無走者、対スメザー)
二ゴロ二封 (5回表2死一塁、対スメザー)
二ゴロ  (7回表1死一二塁、対スメザー)
※イタリア戦(1番レフトで先発出場-USA・WC)
見逃し三振 (1回先頭打者、対Cecchetti)
中飛   (2回2死一塁、対Cecchetti)
左中間適時三 (4回2死三塁、対Cecchetti)
※オランダ戦(1番レフトで先発出場-USA・WC)
左中間三 (1回先頭打者、対Scheele)
中越適時三 (2回2死二塁、対Bloeming)
投ゴロ  (5回先頭打者、対Bloeming)
※アメリカ戦(1番レフトで先発出場-USA・WC)
空振り三振 (1回先頭打者、対オスターマン)
二内野安打 (3回2死無走者、対オスターマン)
二ゴロ失 (5回1死二塁、対オスターマン)
※カナダ戦(3番センターで先発出場-USA・WC)
二ゴロ  (1回2死無走者、対Caira)
四球   (3回1死二塁、対Lawrie)
三邪飛  (5回先頭打者、対Lawrie)
※カナダ戦(順位決定戦、1番レフトで先発出場-USA・WC)
三直   (1回先頭打者、対Lawrie)
二ゴロ  (3回2死一塁、対Lawrie)
左前打  (6回先頭打者、対Lawrie)
※台湾戦(1番レフトで先発出場-JapanCup)
三ゴロ  (1回裏先頭打者、対チュアン)
三ゴロ  (3回裏1死二塁、対チュアン)
中前2点適時打 (4回裏2死満塁、対チュン)
投ゴロ  (6回裏2死二塁、対チュゥ)
※オーストラリア戦(1番レフトで先発出場-JapanCup)
投ゴロ  (1回裏先頭打者、対バーナビー)
左前打  (3回裏2死無走者、対バーナビー)
中前適時打 (4回裏2死一二塁、対バーナビー)
投前犠打 (7回裏0死一塁、対ホールデン)
※アメリカ戦(1番レフトで先発出場-JapanCup)
中前打  (1回裏先頭打者、対ネルソン)
三飛   (3回裏1死無走者、対ネルソン)
右前適時打 (5回裏2死一三塁、対ネルソン)
遊ゴロ  (7回裏2死一塁、対ネルソン)
※アメリカ戦(1番レフトで先発出場-JapanCup決勝戦)
空振り三振 (1回表先頭打者、対フィンチ)
見逃し三振 (4回表先頭打者、対フィンチ)
投ゴロ  (6回表先頭打者、対フィンチ)

 

山田恵里(日立ソフトウェア)
※オーストラリア戦(3番センターで先発出場-USA・WC)
空振り三振 (1回表2死無走者、対スメザー)
遊飛   (3回表2死二塁、対スメザー)
左飛   (6回表1死無走者、対スメザー)
※イタリア戦(3番センターで先発出場-USA・WC)
四球   (1回裏2死無走者、対Cecchetti)
二ゴロ  (3回裏0死三塁、対Cecchetti)
左安打(二三盗) (5回裏先頭打者、対Cecchetti)
※オランダ戦(3番センターで先発出場-USA・WC)
中犠飛  (1回裏1死三塁、対Bloeming)
左飛   (3回裏1死無走者、対Bloeming)
左飛   (5回裏1死無走者、対Bloeming)
※アメリカ戦(3番センターで先発出場-USA・WC)
二ゴロ失(二盗) (1回表2死無走者、対オスターマン)
中前打  (4回表先頭打者、対オスターマン)
故意四球 (5回表2死二塁、対オスターマン)
※カナダ戦(5回からセンターの守備のみ-USA・WC)
※カナダ戦(3番センターで先発出場-USA・WC、順位決定戦)
投ゴロ  (1回2死無走者、対Lawrie)
三ゴロ進塁打 (4回0死二塁、対Lawrie)
二ゴロ進塁打 (6回1死二塁、対Lawrie)
※台湾戦(3番センターで先発出場-JapanCup)
三ゴロ  (1回裏2死無走者、対チュアン)
左飛   (3回裏2死一二塁、対チュアン)
遊内安打(二盗) (5回裏先頭打者、対チュン)
※オーストラリア戦(3番センターで先発出場-JapanCup)
空振り三振 (1回裏2死無走者、対バーナビー)
故意四球 (3回裏2死二三塁、対バーナビー)
右飛   (5回裏1死無走者、対ホールデン)
中飛   (7回裏2死三塁、対ホールデン)
※アメリカ戦(3番センターで先発出場-JapanCup)
二ゴロ  (1回裏1死一塁、対ネルソン)
遊ゴロ  (4回裏先頭打者、対ネルソン)
四球   (6回裏先頭打者、対ネルソン)
※アメリカ戦(3番センターで先発出場-JapanCup決勝戦)
空振り三振 (1回表2死無走者、対フィンチ)
一ゴロ  (4回表1死一塁、対フィンチ)
三ゴロ  (7回表0死一塁、対フィンチ)

 

狩野香寿美(デンソー)
※オーストラリア戦(9番ライトで先発出場-USA・WC)
投ゴロ(進塁打) (3回0死二塁、対スメザー)
遊内野安打 (5回2死無走者、対スメザー)
中前適時打 (7回1死一三塁、対スメザー)
※イタリア戦(9番ライトで先発出場-USA・WC)
右前適時打 (2回2死二塁、対Cechetti)
右飛(進塁打) (4回1死二塁、対Cechetti)
※オランダ戦(9番ライトで先発出場-USA・WC)
遊直   (2回1死二塁、対Bloeming)
遊ゴロ二封 (4回1死一二塁、対Bloeming)
二ゴロ  (6回2死一塁、対Bloeming)
※アメリカ戦(9番ライトで先発出場-USA・WC)
空振り三振 (3回1死無走者、対オスターマン)
投前犠打 (5回0死一塁、対オスターマン)
空振り三振 (7回1死無走者、対オスターマン)
※カナダ戦(9番ライトで先発出場-USA・WC)
二ゴロ  (2回2死一二塁、対Caira)
投前犠打 (4回0死二塁、対Caira)
二ゴロ(進塁打) (6回1死二塁、対Caira)
※カナダ戦(9番ライトで先発出場-USA・WC・順位決定戦)
中前打  (3回2死無走者、対Lawrie)
空振り三振 (5回2死無走者、対Lawrie)
※台湾戦(9番ライトで先発出場-JapanCup)
三前犠打 (3回裏0死一塁、対チュアン)
死球   (4回裏2死一二塁、対ジゥ)
※アメリカ戦(7回裏、谷川の代打で出場-JapanCup)
四球   (7回裏0死無走者、対ネルソン)
※アメリカ戦(9番ライトで先発出場-JapanCup)
一ゴロ  (3回表2死無走者、対フィンチ)

 

永吉理恵(レオパレス21)
※台北戦(5回表から狩野に代わりライトの守備から出場-JapanCup)
中越二塁打 (6回裏2死無走者、対チュゥ)
※オーストラリア戦(9番ライトで先発出場-JapanCup)
投ゴロ  (3回裏1死無走者、対バーナビー)
一内安打 (4回裏2死一塁セフティーバント、対バーナビー)
二内安打 (7回裏先頭打者、対ホールデン)
※アメリカ戦(9番ライトで先発出場-JapanCup)
遊飛   (3回裏先頭打者、対ネルソン)
投ゴロ  (5回裏2死一塁、対ネルソン)
一ゴロ  (7回裏1死一塁、対ネルソン)
※アメリカ戦(6回狩野の代打で出場-JapanCup)
三ゴロ  (6回表1死無走者、対フィンチ)

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