【織機vsレオパレス@宮崎~今年の天王山を前に】

織機 対 レオパレス・・・

僕の中での一番の黄金カードである。
そもそもリーグの魅力にはまったのがこの両チームの死闘を目の当たりにしてからだった。

本当はこの両チームを決勝トーナメントで見たいのだが、ルネサス、ソフトウエアと並び今年はどうやらデンソーが行きそうである。
そうすると残り枠はひとつ、この両チームが争うことになるだろう。その両チームが宮崎で戦う今節は、ともに8勝5敗4位で並び、決勝トーナメント進出をかけた最大の山場、まさに天王山である。

リーグは基本的に1節に2試合を行う。
今回の宮崎大会においても、この両チームは激突する前に1日目にそれぞれ織機がHondaと、レオパレスがシオノギと、下位チームと対戦した。
その戦い方が今日の試合にどう影響するのかしないのか、非常に対照的な結果であったので決戦を前に一日目の両チームの戦い方を振り返っておきたい。

 

【2008年第7節宮崎大会1日目】
織機とレオパレス、ともに8勝5敗。
ベテラン外国人投手が主戦、守りは完璧、打撃陣もしぶとく非常に良く似たタイプのチームである。
外国人投手の残り投球回数やスタミナを考え、明日の直接対決を控え今日の試合はできるだけ主戦のミッシェル、ローチを使いたくはない。しかしそれ以上に下位を相手に星を落とすわけにはいかない。

 

~織機  対Honda戦~
1回表:先発ミッシェルが0封
1回裏:田中のホームランで2点先制
2回表:ミッシェルお役ごめんで江本にスイッチ
しかし、江本が3四球の大乱調。ミッシェルが再出場し後続を絶つ。
3回表:ミッシェル0封
4回表:この回から宮本にスイッチ。しかし宮本に何かがあったときのためにミッシェルを下げるわけにはかない。それでミッシェルはレフトにまわる。しかも走塁で左足を痛める。

 

~レオパレス  対シオノギ戦~

1回表:先発ローチが0封
1回裏:小野の2点タイムリーなどで3点を先制
2回表:ローチお役ごめんで山根(高卒新人)にスイッチ
2回以降を山根が0封。4-0でレオパレスが快勝

 

下位チーム相手に外国人主戦が先発し初回に先制と、ここまでは全く同じであったが、2回以降の戦い方がまるで対照的であった。
五輪金メダリストの江本が大乱調で、結局はミッシェルを最後まで出さざるを得ず、足を痛めることにもなってしまった織機。
それに対し、2回以降を期待の大型新人山根が完璧に抑えてローチに十分な休養を与えられたレオパレス。

結果はもちろんわからないが、もし織機が星を落とすようなことになれば、この前日の試合での二番手投手のできの差が背景にあったことを考慮すべきかもしれない。

とにかく今日がその両チームにとっての決戦である。
雨に水をさされることなく、いい試合を期待したいものだ。

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