【2010年第1節豊田大会2日目第2試合：大鵬v.s.トヨタ～大鵬善戦も及ばず】
大鵬薬品 000 0000…0
トヨタ自動車 001 000x…1
大鵬薬品：鈴木－増井
トヨタ自動車：山根、アボット－渡邉
【1回～2回：両チーム無得点】
トヨタは初回2四球でチャンスを作るも外野飛球二つで無得点。
一方の大鵬も山根に翻弄され初回の佐々木の詰まったヒット1本以外は完璧に抑えられる。
＜好投の鈴木。ストライクゾーンの厳しさに苦しみながらもトヨタ打線に決定打を許さない＞
＜鈴木のジャストミートも正面に。伊藤や坂元、藤崎など良い当たりも多かったがことごとく外野手の正面の打球に＞
【3回裏：トヨタ～1点（投手：鈴木）】
コントロールゾーンに苦しむ好投手鈴木、無死から2四球を出して迎えるは前薗。セオリー通り送ろうとするも2球続けてバントを失敗。
仕方なく打たせることになったが、これがやや緩い当たりで酒セカンド酒井の頭の上を越しセンター前に落ちる先制のタイムリーヒット。
結果的にはこれが決勝点になる。
しかしさらに犠打と死球で作った1死満塁のチャンスでは期待の鈴木が最悪の内野ゴロダブルプレー。追加点を奪えない。
＜バントを2度失敗した前薗。今日は小技も出来ないダメな日のトヨタ＞
＜仕方なく打たせた打球がセンターへのタイムリー＞
＜絶好のチャンスに最悪のホームゲッツーを喫してしまった鈴木＞
（①一塁駆け抜けた後悔しくて立ち直れず、②帰り際に渡邉にケツをしばかれ（笑）、③渥美に慰められるも立ち直れず、④とうとう藤崎がニヤニヤしながら近づいてくる…（笑））
＜そしてようやく表情が和らぐ＞
【4回裏：トヨタ～0点（投手：鈴木）】
またしても先頭の藤崎が四球で出たが、結局次の打者の小野がバントできず、バスターも三塁正面へのゴロとなり二封。
＜前薗同様にバントを決められず長い注意を受ける小野＞
＜そしてサイン通りかバントバスターするも強いサードゴロとなり二塁フォースアウト、最悪＞
【5回表：大鵬～0点（投手：山根）】
伊藤、森田が連続空振り三振するが、8番の増井が完璧な当たりで2塁打。しかし続く上釜が投ゴロ。
この二塁打が2死からというのも大鵬には不運だった。
＜意外性の打者、増井が山根から完璧な当たり＞
【6回表：大鵬～0点（投手：アボット）】
第1試合でのルネサスのもたつきを見たか、あるいは増井の二塁打を見たからか、6回からは無失点の山根に替えてアボットが登板した。
これで完璧に終了かと思いきや、先頭打者の中山が目の覚めるようなジャストミートの当たりをレフト前に放つ。
しかしながらその後はアボットの貫禄勝ちか。2回を抑え込まれて完封負けでゲームセット。
＜大鵬相手にも油断せず、アボットが登板＞
残念ながらこの試合は仕事の都合で観戦は6回まで。
球場を出ようと通路に行ったところで中山がクリーンヒット。
かなり後ろ髪を引かれる思いになりつつ、歓声で展開を想像し、伊予銀に続く粘りを期待しながら球場を後にした。