【2010年_第62回全日本総合女子ソフトボール選手権:1日目の結果】

【2010年/第62回全日本総合女子ソフトボール選手権:1日目の結果】

 毎年「プレ国体」の位置づけで開催される全日本総合。しかし今年はその位置づけになってないようで、いつも試合直後に配布される各試合ごとのスコアと選評などが書かれたシートもなければ、離れた2会場間のシャトルバスももちろんなし。駅からの交通の案内もなければ会場案内ののぼりや看板もほとんどなし!選手名が載ったパンフレットの配布や販売もまったくなし!!

 特に各試合ごとのスコアシートがないのは痛い。5グランド同時に試合する上に2会場が離れすぎてるためとてもじゃないけど全部は見られない。あれがないとスコアすらわからん。点数だけ書いてるがコールドかどうかもわからん。
 今年の総合の、そういうインフラ面での大会運営は0点や。

 そういうわけでスコアシートも何もないので各試合のスコアはなんとか判明次第載せます。試合番号もたぶんつけられていないので(毎年決勝まですべての試合に通し番号がつく)任意の番号を採用します。

 


 

【Aブロック】

(A-1)
ルネサス高崎「8-1c」大和電機
 8連覇に向けて気合の入った応援団とともに初戦を快勝。大和電機の投手陣も、むしろ2部でいつも見ている以上に頑張ったのではないか。チェンジアップでいくつか三振にとっていたし、とにかくみんな元気だった。

(A-2)
山口ACD「9-2c」TOETECK
 9人しか選手のいないトーテックも健闘したが地元山口が勝利。二つ前の記事でちょっと間違ってたことを書いていたが、そもそもこの山口ACDは総合の予選で三菱科化学に大逆転負けして出られなかったはず(国体予選と混同していた)。
 それが北海道やらのチームが参加辞退した(のか、させられたのかしたw)ために出場できたらしい。

(A-3)
日立ソフトウェア「8-1c」靜甲
 さて「大注目!」と煽りながら結果は6回さよならコールド負けだった靜甲。しかし1回表から2死満塁スリーボールと藤原を攻めたり、代わった山口を相手にも満塁のチャンスがあったり尾方が粘りまくったりと、点差のわりには見所のある締まった内容だった。
 ただソフトウェアとしては投手含めた内野の守りが乱れて「実に締まりのない試合」だったかも知れない。ただやっぱり打つ方は貫録で、馬渕が風に大いに助けられたとはいえ鈴木麻美から初回にスリーラン、山田も河部からホームラン。その山田は2本の普通のショートゴロを内野安打したが、結局はそれが大量得点につながった。
 この試合については後日詳しく紹介します。

(A-4)
山梨学院大「0-7」デンソー
 最後見に行こうと思ったのだが会場の真ん中がヨシとヤマイの草原になっているので疲れてて行けなかった。コールドだったのだろうか。

 


 

【Bブロック】

(B-1)
日本精工「3-2」大垣ミナモ
 ミナモが2点を先制するも、波多江、宮田の連続二塁打で日本精工が逆転。2本ともリーグの外野手なら軽く捕りそうな打球だったがまだまだか。 

(B-2)
愛媛女子短期大「0-10」Honda
 愛短の投手はアンダースローのような投げ方。国体予選で大和電機やYKKを破った福井県に補強されていた投手という話。

(B-3)
福岡大学 000 0000…0
太陽誘電 220 000x…4

 初回、2回と2点ずつとったがそれっきりの誘電。また監督に怒られた。

(B-4)
戸田中央 412 10…8
三菱化学 000 00…0

 三菱といえば岡山(間違って広島と書いていたがなんでだろう)。戸田中相手にスコア以上に踏ん張っていたようす。戸田中も主力は温存で若手で臨んでいたが。

 


 

【Cブロック】

(C-1)
マクセル 100 0000…1
伊予銀行 030 300x…6

 呂投手登板せず。その理由についてあれやこれやと話が盛り上がる。

(C-2)
東芝北九州 000 0000…0
豊田織機  400 000x…4

 初回の小柳の満塁ホームランの4点だけで織機が勝利

(C-3)
淑徳大「1-2」佐川急便
 延長タイブレイカーまでもつれるも佐川が辛勝

(C-4)
東京女子体育大「3-1」富士大
 1年生投手平原が好投か?

 


 

【Dブロック】

(D-1)
園田女大 000 0000 …0
大鵬薬品 000 0001x…1

 森田姉妹対決は姉森田の大鵬薬品が7回サヨナラ勝ち。最後は1死満塁から代打稲垣がセンターへ大きなサヨナラ犠牲フライ。

(D-2)
ペヤング「2-3」シオノギ製薬
 3-0とリードも松村から代わった安福が2点を取られその後松村再登板。

(D-3)
島根三洋 000 0100…1
東海学大 221 100x…6

 唯一の下剋上がこの試合。2部の島根三洋がこんなにあっさり完敗するとは。確かにここの打線は淡白だが、投げる方では古瀬の調子もわるかったのだろうか。

(D-4)
YKK「1-15」トヨタ自動車
 去年は20点差くらいの試合が三つあったが今年の1回戦ではこれが唯一の大差試合。YKKの坂本、高橋って個人的に好きな投手なんだからそんな滅多打ちにしたらんとってくれよトヨタ。

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