【2011年カナダカップの結果~予選リーグ】

 こんばんは(誰に言うてんねん)。

 世間は女子サッカーですが、やっぱり僕はいつでも女子ソフトボールが一番。つっても、北アルプスにこもっている間にカナダカップも実業団選手権も終わってしまいました…。
 カナダカップの公式サイトがなくならないうちにと急いで記録をまとめて大会を振り返りました。試合内容を把握し切れていなくて間違いがあるかも知れませんがご了承下さい(公式サイトを見ても若干意味がわからない交代があったり、明らかな記載ミスも見受けられるので)。

 そんなわけで優勝で終わった2011年のカナダカップを、少々色気がないですが簡単に振り返ります。
 それでは2011年の宮本JAPAN、まずは予選リーグから。


【(予) 第1試合○】
USA 000 0000 00…0-3-2
JPN 000 0000 01…1-6-1
USA:●Ricketts-Shutte,Holocombe
JPN:○染谷-峰

【試合経過詳細のリンク】
【戦評】
 エース染谷が好投し、アメリカ相手に9回を被安打3の無失点。しかし日本打線もバッティングもいい相手の投手Rikettsに要所を抑えられ、特に初回の先制機に得点できなかったことが響き延長に。
 しかし9回裏、大久保の犠打から満塁として最後は坂元がサヨナラタイムリーを放ち幸先の良いスタートとなる。


【(予) 第2試合○】
JPN 000 0011…2-7-1
CAN 000 0000…0-5-2
JPN:宮本,○山根-谷川
CAN:Hovinga,●Phillips-Rafter
(二):上野
【試合経過詳細のリンク】

【戦評】
 28才にして初めて日本代表に選出された最年長の宮本が初めての登板で素晴らしい投球。5回被安打5も散発に抑えて山根にリレーすると山根も2回をゼロ封。
 この好投に応えるように打線も終盤に2本のタイムリーが出てカナダに快勝。


【(予) 第3試合○】
JPN 031 0504…13-13-2
VEN 002 0100… 3- 6-1
JPN:○山根,平原-谷川
VEN:●DOliveira,Velasquez,Gomez,DOliveira-Rodriguez
(本):上野
(三):林,Fuenmayor
(二):山田,古田,谷川,林,Fuenmayor
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【戦評】
 集まった5カ国の中ではやや力の劣るベネズエラ相手に打線が爆発。13安打で13点を奪って大勝。
 代打上野のホームランというおまけ付き。


【(予) 第4試合○】
AUS 000 0000…0-2-1
JPN 000 001x…1-3-0
AUS:MacCallum,Parnaby,Smethurst-Warwick
JPN:上野-峰
(本):山田
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【戦評】
 主力を揃えてきたオーストラリア相手に上野が本領発揮。ほぼピンチらしいピンチもないままゼロ封を続けると、今大会を通じて1番を打つ山田が6回裏に値千金のホームラン。上野もそのまま完封して開幕4連勝。


【(予) 第5試合●】
JPN 001 0000…1-8-1
USA 000 050x…5-9-2
JPN:●宮本,山根-谷川
USA:Langenfeld,Thomas-Holocombe
(二):May-Johnson,Arioto
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【戦評】
 一通りの対戦を終え折り返して2度目の対戦へ。しかしここからやや歯車が狂い出す。
 今大会は力の劣るメンバーとは言え強豪のアメリカ相手に先発の宮本が好投し4回ゼロ封。打線も3回に古田のタイムリーで先制し良い感じで進んでいたが5回、セカンド坂元のエラーから招いた2死一二塁のピンチから2本のタイムリーを打たれて3失点。リリーフの山根も打たれ、4連続タイムリーで5失点と万事休す。
 デンソー所属のLangenfeldをリリーフしたThomasに終盤を抑えられて初黒星。


【(予) 第6試合●】
CAN 000 0001…1-5-0
JPN 000 0000…0-8-0
CAN:Caira,○Phillips-Collings
JPN:●染谷-峰
(二):林
【試合経過詳細のリンク】

【戦評】
 開幕以来の登板となる染谷がまたしても好投。しかし打線も相手のCaira、Phillipsに抑えられ0-0のまま最終回に。
 2死二塁、ツーストライクと追い込んでからBairdにこの日2本目のヒットを打たれこれが決勝タイムリーに。日本は8安打を放ち満塁も含め再三チャンスを作るも岩渕のホームタッチアウトなどもあり無得点に終わり2連敗。


【(予) 第7試合●】
JPN 000 0001…1-7-0
AUS 013 000x…4-6-0
AUS:○Smethurst-White
JPN:●平原,宮本-峰
(本):藤野
(二):Wall
【試合経過詳細のリンク】

【戦評】
 この日は投手陣の疲労なども考えてか大学生の平原が先発と半ば覚悟の試合。ただ平原も4失点したものの4回を投げきったことで十分役目は果たし、リリーフした宮本も2回をキッチリと無安打無失点。
 ただ打線の方がこの日も相手を上回るヒットを放ちながらも最終回の藤野のホームランによる1点のみとちぐはぐな攻撃で、佐川急便所属のスメサートを崩し切れなかった。
 これで4連勝のあと3連敗となってしまった。


【(予) 第8試合○】
VEN 000 1030…4-10-1
JPN 300 2000…5-10-0
VEN:●Velasquez,DOliveira-Coscorrosa
JPN:○山根、s宮本-谷川,峰
(三):古田
(二):Alicart,谷川,蔭山
【試合経過詳細のリンク】

【戦評】
 予選リーグ最後の試合を気持ちよく勝って決勝トーナメントに進む予定がベネズエラ相手に思わぬ苦戦。
 初回から古田、坂元、谷川の3連続タイムリーが出るなど5回終わって5-1とするが、好投の山根が6回に2四球などで自らピンチを招いて2本のタイムリーを浴び1点差に。しかしこの大会ヒットは打たれても点を与えないピッチングを続けている宮本がリリーフして後続を抑え1点差勝ち。
 日本は5勝3敗でアメリカに次いで2位で決勝トーナメントに進むこととなった。


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