【2012年2部リーグ優勝の行方~第5節1日目終了時点(ホープ&アドバンス)】


 さて2部リーグ最終節の1日目、優勝に関係する試合が2試合終了しました。
 これにより、例えばシンプルなホープセクションで言えば64通りから64/4=16通りまで可能性が絞られてきました。

 アドバンスセクション、ホープセクションともに今日1日目終了時点の結果を昨日の総合表に反映させて、あと2日の結果を探ってみます。



【2012年第5節1日目の結果】

<アドバンス・セクション>
平林金属7-4甲賀健康医療専門学校
伊予銀行14-0湘南ベルマーレ厚木
東芝北九州4-2靜甲
日本精工3-0東海理化

 10勝2敗:日本精工
  9勝3敗:東芝北九州
  8勝4敗:伊予銀行
  6勝6敗:靜甲
  6勝6敗:東海理化

<ホープ・セクション>
ペヤング26-3カネボウ化粧品小田原
ドリーム☆ワールド3-2NECアクセステクニカ
島根三洋4-0大和電機
YKK6-0日本ウェルネス

 11勝1敗:ドリーム☆ワールド
 10勝2敗:NECアクセステクニカ
  9勝3敗:ペヤング



【アドバンス・セクション】

 靜甲、東海理化が敗れたことでこの両チームの2位以上の可能性が完全に消滅した。両チームに関して今日が終戦日となった。
 ただ上位陣との対決が残っているのでまだまだ優勝の行方のカギを握っていることは事実。最後まで意地を見せてもらうしかない。

 前回の可能性を全て網羅した表から、実現した結果のみを抜粋して新たな表にしてみた。
 青で示したのが今日の結果。濃い赤が1位の可能性、薄い赤が2位の可能性。伊予銀が2敗する可能性は排除した。

【東海理化に大きな勝利。しかしまだまだ油断できない日本精工】
 日本精工が東芝、靜甲に連敗し、東芝、伊予銀行が連勝すると逆転3位転落という最悪のパターンもまだ残っている(No.17)。
 ただそれ以外なら少なくともプレーオフ進出決定という有利な立場にはある。プレーオフマジックは1である。が、油断はできない。次の試合に勝つこと以外考えない方がいい。

【連勝で1位を目指す東芝北九州】
 連勝すれば1位。連敗し伊予銀行が連勝すれば逆転3位転落もあり得る。
 とにかく明日、勝ちたい。
 しかし勝ったところでプレーオフには出るのだろうか?それが疑問だ。

【とにかく二つ勝つだけ。勝って朗報を待つ伊予銀行】
 伊予銀行はとにかく連勝が絶対条件。
 伊予銀行が連勝しても日本精工や東芝北九州の結果次第では届かない他力本願ではあるが。
 要するに「東芝v.s.日本精工」の直接対決と同じくらいに「靜甲v.s.日本精工」「東海理化v.s.東芝北九州」の結果が伊予銀行の運命を握る。
 日本精工が連敗し、東芝が東海理化に負けた場合、三つ巴となり大逆転1位の可能性もあるか?。


【ホープ・セクション】

前回の可能性を全て網羅した表から、実現した結果のみを抜粋して新たな表にしてみた。

【ほぼ1位通過が見えたドリーム☆ワールド】
 三つ巴の場合でも得失点差で大きな差があるので、ドリーム☆ワールドのプレーオフ進出は99.9%確定。
 ドリームワールドが連敗、NECが連勝の場合のみNECが優勝。それ以外のすべての場合でドリームが1位。

【ライバルに痛い敗戦。2位を死守したいNECアクセステクニカ】
 今日勝って対戦成績を五分にし得失点差も五分以上にしたかった。負けてしまったことでほぼドリームを上回るのは不可能になった。
 あと2試合。ペヤングの逆転だけはなんとしてでも阻止したい。
 明日カネボウに勝ち、ペヤングがドリームに勝つと最終日の直接対決までもつれ込む。逆に明日ペヤングがドリームに負けた時点で1位はなくなるが2位が確定する。

【残り2試合に奇跡を起こすペヤング】
 今日NECが負けたことでペヤングにも可能性が出てきた。
 自力で残り二つ、NECとドリームに勝利すれば少なくとも得失点差争いの2位以内まで持っていける。No.45のパターン、11勝同士でNECに並び得失点差争いに持ち込むのが一番現実的な逆転劇だ。
 負けられない状況には変わらないが、完全な他力本願から自力でなんとかできる状況にまで事態は改善した。
 それくらい、NECのドリーム戦敗戦はペヤングにとっては大きかった。

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