【2012年2部リーグレギュラーシーズン終了・最終結果(追記あり)】

【2部リーグ順位決定】

 2部リーグの全日程が終了し、各セクション1位2位が決まりました。

 ホープセクション注目の対決はペヤングがNECアクセステクニカを相手に得失点差-2をひっくり返す「5-1」の勝利。エースの小長井が最後まで投げきり、大逆転でプレーオフ進出を決めた。
 敗れたNECは2年連続のPO出場はならず。1年間、最も安定した戦いをしていたチームだっただけに、この結果に関しては個人的には非常に残念なものがある。

 アドバンスセクションは東芝北九州が勝利し、日本精工が敗れたことですんなりと1位2位が決定。
 今年は靜甲と伊予銀行という実力チームがまさかの大失速でPOにも出られないという波乱。
 来年は1からやり直しでまた再び強い靜甲、強い伊予銀行を取り戻してもらいたい。

 ちなみに「3チームが三つ巴になった場合」ですが、「互いの勝敗が2勝2敗で並んでいる」と早計して「三つ巴の場合は得失点差」と書いていました。
 その3チーム間での勝敗をちゃんと見たら「ドリーム☆ワールドが3勝1敗、ペヤングが2勝2敗、NECアクセステクニカはドリームに2敗しているので1勝3敗」となり、得失点差関係なく「3チーム並んだ時点でペヤングが2位」になっていたようです。
 とんぷりんさんから個人的に指摘を受けて気づきました。どうもありがとうございます。


 今後の扱いとして最も大きな問題が「東芝北九州」の取り扱い方。
 まずアドバンス1位の東芝北九州がプレーオフに出ない場合、2位の日本精工を1位扱いにして3位の伊予銀行を2位扱いにするのか、
 あるいはあくまで「1位の東芝北九州が『辞退』だから1位同士の対戦はドリーム☆ワールドの不戦勝でドリームは戦うことなしに『自動昇格』」、「アドバンスからは2位の日本精工1チームだけがプレーオフ出場なのか」、です。
 万が一出た場合でも、東芝北九州が勝って廃部になった場合にどうするのかが問題で、それを考えると出ない方がややこしくないかなとも思えますね。

 これは1部でシオノギ製薬が最下位になった場合に「自動降格」なのか、「大鵬を除いて考えるから11位扱いなのか」の取り扱いも似ています。
 こんな大事な問題に関して、それをどう取り扱うのかが外から全く見えないというのは、まあなんて言いますか何がちょっとアレですね。



~個人的には~

 「シオノギが最下位の場合はその時点で自動降格で即2部(この方がしっくり来る)」
 ↓
 「2部はアドバンス1位の東芝北九州がPOに出ないからドリーム☆ワールド不戦勝優勝で自動昇格」
 ↓
 「セクション2位同士の日本精工とペヤングの勝った方が入れ替え戦への出場権利を得る」
 ↓
 「1部11位と2部2位が入れ替え戦をやる方向で考える」
 ↓
 「でも大鵬薬品が休部ゆえ1部のチームが減るため1部12チーム維持が最優先、上位10チームは1部に残留させる」
 ↓
 「1部12チーム維持のため、自動降格で2部に落ちた状態にあるシオノギと、2部2位のチームが1部昇格をかけた『チャレンジマッチ』を行う」

 「チャレンジマッチ」ってなんやねん?(笑)
 ただ「今年は大鵬薬品が休部が決まっていたから、どんなに負けても自動降格はなしで最悪入れ替え戦」なんていうのが決まってたとしたら、それはちょっと甘やかしすぎ。
 女の世界はそんなに甘くない。
 だからやっぱり最下位チームには形だけでもいいから2部落ちを経験してもらわなければ。
 心を鬼にしてシオノギを叱咤激励。



【2012年第5節3日目・シーズン最終日の結果】

 ※すみません、情報がわからないので適当に埋めていた結果や点数をそのままアップしてしまってました。
 ※さっきようやく協会さんのHPに正式結果が掲載されました。

<アドバンス・セクション>
湘南ベルマーレ厚木3-1甲賀健康医療専門学校
伊予銀行8-3平林金属
日本精工3-4靜甲
東芝北九州8-7東海理化

 11勝3敗:東芝北九州
 10勝4敗:日本精工
  9勝5敗:伊予銀行
  7勝7敗:東海理化(*対戦成績で靜甲を上回る)
  7勝7敗:靜甲
  5勝9敗:甲賀健康医療専門学校
  4勝10敗:湘南ベルマーレ厚木
  3勝11敗:平林金属


<ホープ・セクション>

ドリーム☆ワールド16-2カネボウ化粧品小田原
ペヤング5-1NECアクセステクニカ
島根三洋9-1YKK
大和電機12-5日本ウェルネス

 12勝2敗:ドリーム☆ワールド
 11勝3敗:ペヤング(*対戦得失点差によりNECを上回る)
 11勝3敗:NECアクセステクニカ
  9勝5敗:島根三洋
  5勝9敗:カネボウ化粧品小田原(*対戦得失点差によりYKKを上回る)
  5勝9敗:YKK
  3勝11敗:大和電機
  0勝14敗:日本ウェルネス



【追記:10月1日午後】

 今日、九州に来て「西日本スポーツ」を見たら東芝北九州の記事が載っていました。
 「北九州工場は9月いっぱいで閉鎖になったが、最初で最後のPO出場に向けて、長澤監督が東芝の本社に出向いて出場できるよう直訴する」ということらしいです。

 記事から察するに、要するに現時点ではPO出場は不可能。
 東芝本社が10月のPOに関しても「東芝」の名前を使わせてくれるのを許可してくれれば出られる、ということらしいです。
 長澤監督の熱意が通じるといいのですが…。

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