【2017年夏・ミニ国体観戦記~中国、近畿予選】

【中国ミニ国体(8月19日)】
毎年楽しみな国体ブロック予選(ミニ国体)。九州予選も行きたかったのだが直前まで長野で仕事があったので物理的に断念。近場の東海予選に行こうと思っていたが、中国予選に元島根三洋の選手が数人出ることを知り、これは見に行かねば!ということで広島県尾道市まで足を伸ばした。
今回の中国ミニ国体の会場は御調町。ソフトボールの大会としては何度も全国レベルの大会が行われている場所で、この御調町に行くこと自体も楽しみの一つだった。
当初、電車で移動し、東尾道駅か尾道駅から御調町の温泉までの1日1往復のバスを利用しようと思ったのだが、結局は車で行くことにした。

山口県 102 0200…5
島根県 000 0000…0

<元島根三洋の名監督・菊川久美子さん。まだまだ元気な姿を拝見できて一安心>


<菊川さんと言えば、島根三洋廃部後に始めたお店、「鉄板焼き だんだん」ですね^^ 〒690-2404 島根県雲南市三刀屋町三刀屋45-2>

<もう3年も前になってしまいますが、自分も三刀屋まで食べに行ったことがあります。美味しいお好み焼き。みなさんも是非どうぞ!>




<島根三洋時代からの主砲、地元島根三刀屋出身の舟木千恵選手>


<島根三洋のマスコット(笑)、南満希選手>


<元島根三洋の生き残りの一人、細木好美選手>


<リリーフした鐘撞優子投手は3人のお母さん>


<DPの岩元聡美選手、なかなか良いバッティングします>


<三塁打を放った舟木千恵選手>


岡山県 000 0250…7
鳥取県 002 0000…2

※4回終わって2-0で鳥取県がリードしているのを見て、まさか勝つのでは、と思ったが、さすがに現役大学生、IPU大単独の岡山県は強かった。

<鳥取県の4番キャッチャーはなんと豊田自動織機の山科麻由佳選手。姉でSGホールディングス山科真里奈選手に追いついた>



<好投した西嶋亜由美投手>


<6回、一挙逆転の岡山県。ヒットを打った鎌田優希選手>


<桃原祐里選手>


<松井陽日選手>


<鳥取と言えば、現在売り出し中の若手お笑いコンビ、「ガンバレルーヤ」のまひるちゃん(右)、熊野市で選抜が行われた時に米子松陰高校のメンバーにも入ってた。関係ないけど>



広島県 000 1000…1
山口県 010 100x…2

<岡山対鳥取の試合の途中でふと隣のグランドを見たらその瞬間に山口県の選手がすんごい弾丸ライナーのホームラン!>


<誰これ!?こんな選手山口県にいるの?と思ったら、デンソーの吉川真央選手だった。そら打つわな>


<※ちなみにこの試合は投げては1失点完投勝利、打っては決勝ホームラン。まるで太陽誘電の尾﨑望良投手のような二刀流。>


広島県 302 0100…6
鳥取県 130 103x…8
広島県はMSH医専の選手(野球とソフトボールを兼業らしい)や佐川急便中国の選手(植田りずむとか)などによる選抜チーム。若い選手が多くこの試合も序盤からリードしていたのでこのまま勝つかなあと思ったが、6回裏に鳥取県に参加の2部リーグ選手、森光眞子選手にタイムリーを打たれて逆転負け。

<6回表まで広島県勝ってたのだが。>


<試合をひっくり返す逆転二塁打を放つ鳥取県の森光眞子(ドリームシトリン所属)>


【近畿ミニ国体(8月20日)】
さて、19日に尾道で中国ミニ国体の1日目を観戦した後、基本的にはのんびり一般国道を東進して19時に加古川に到着。
夜は隠れた名店揃いの伊保駅周辺を散策したが、ちょっとしんどかったのでガッツリ呑みには行かず、和食の「ながさわ」で軽く飲んで寿司食べて終わり。
近畿ミニ国体は延べ3日間にわたって行われるが、敗者復活戦もありなので2日目に行っても全チームを見られるというお得感満載の地区。

奈良県 100 00…1
兵庫県 501 11…8

さすがに奈良文化女子短大主体の奈良県と、1部のシオノギ製薬単独の兵庫県なら兵庫の勝ち。
でも初回に奈良が1点先制した攻撃は見事でした。

<1回表、奈良県は2番キャッチャーの堀あかねが兵庫県の奥野初音から見事なライトオーバーの三塁打>


<さらに次打者のサードゴロでサードが一塁送球の隙をついて本塁突入。これも見事な走塁>


<でもさすがに1部チーム。すぐに三宅美咲のタイムリーで同点にすると、、>


<神藤美樹が右中間に満塁ホームランを放って一挙5点であっさり逆転>


<どうもお疲れさまでした。ちなみに奈良県には他に天理大、関西大、厚木SC(OGの船山優果などが参加)>


大阪府 310 0012…7
和歌山県 000 0000…0

<大阪府は初回に3番川口藍(元豊田自動織機で今は岡崎学園高のソフト部監督)の三塁打などで3点>


<和歌山県はセカンドの小松良江選手がダイビングキャッチ、というか倒れながらキャッチのファインプレー?ちなみに所属は懐かしい「和歌山Dreamers」>


<大阪府の先発は大阪大谷大の吉崎菜々海投手。このちっちゃい左腕投手は結構いい投げっぷりしてる>


<和歌山県は2番手の左腕投手、赤羽かなこ投手(龍谷大)が結構いいピッチングしてた>


滋賀県 110 0000…2
京都府 000 0000…0

さて、第1代表決定戦となったこの試合。
1部リーグ所属チームを主体とした2チームの対戦だったが、1部では4位につけるSGホールディングス主体の京都府に対し、1部では最下位の日本精工主体の滋賀県が完勝。
とはいえ、滋賀県の初回は、村井彩乃のバントヒットを悪送球で無死二塁。杉山まれいのセフティバントがフライになったのにお見合いして一三塁。さらに安井聖梨奈のショートゴロがちょっとイレギュラーして先制打(でもショートのエラーみたいなもん)、とかだから京都府のミス連発で点が入ったようなもんだった。

<なんと、京都府の先発投手、加藤あずさの背番号が30番。ということは、監督兼務。監督の小林良美さんが岐阜県でやってたので京都府登録できず、現在有効な資格を持っている選手が他にいなかったらしい。>


<ブルペンで投球練習していても、走って球審に向かい「テンポラリーランナーお願いします」とか言わないといけないし、こりゃ大変だわ(笑)>


<1回表、安井聖梨奈のショートゴロを岩城佑紀が変な捕り方で捕りに行ってしまい打球もイレギュラーして滋賀県が先制>


<2回表、8番の原野友希がレフトにクリーンヒット>


<9番中村白がライト線を深々と破るタイムリースリーベース>


<原野友希が一塁から一気にホームに還って2点目。この8番9番の攻撃は見事>


<タイムリー三塁打の中村白。この滋賀県(日本精工)の中村-原野の右中間がやっぱ一番好きだな。>


<この日の藤嶋涼菜は打たれる気配がなかった>


<近畿ミニ国体優勝の滋賀県、馬場未波選手>


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