【2018年日本リーグ1部第10節熊野市大会①:シオノギ VS SG-HLD~ 】

シオノギ製薬
 200 0102…5-9-0
 000 1000…1-6-0
SGホールディングス

シオノギ製薬:○池田美樹 - 竹林綾香
SGホールディングス:●カーヤ・パーナビー、加藤あずさ - 山科真里奈
(本):竹林綾香(シ)、ステーシー・ポーター(S)
(三):數原顕子(シ)
(二):加藤愛夢(シ)

<戦評>
 シオノギは初回、先頭谷本奈々のヒットと亀井愛梨の犠打野選にパスボールも絡んだチャンスで3番長平雅がセンターへ2点タイムリー。打者3人で2点を奪う鮮やかな先制攻撃を見せると、1点差に迫られた5回には先頭の竹林綾香がセンターに放り込んで突き放し、7回には4番數原顕子の2点三塁打でダメを押した。先発の池田美樹も好投。4回に先頭の4番ステーシー・ポーターにレフトに完璧に運ばれたもののそれ以外は無失点に抑えて1失点で完投した。
 SGホールディングスで痛かったのは3回の攻撃。増野瑠奈と藤原麻由の当たり損ねの打球がともにショートへのヒットとなり、9番土肥里奈も左中間へのヒット。このヒットで二塁走者は十分本塁へ還れたが、代走の水津佳那英が慎重になりすぎてか三塁ストップ。その後は無死満塁ながら1番田中瑠莉がショートライナーで併殺。2番の代打市川咲子もサードへのライナーに倒れ無失点に終わってしまった。この回1点でも取れていれば流れは変わっただろう。



【シオノギ製薬:先発と交代選手】

1(D):谷本奈々
2(4):亀井愛梨→(打)戸村美紅→(再4)亀井愛梨
3(3):長平雅→(走)白石穂花→(再3)長平雅
4(8):數原顕子
5(5):古藤優実
6(7):豊村未来
7(9):金子沙耶→(打)吉田美姫→(再9)金子沙耶
8(2):竹林綾香
9(6):横野聖奈→(打)加藤愛夢→(再走)横野聖奈
FP(1):池田美樹

【SGホールディングス:先発と交代選手】
1(7):田中瑠莉→(7)中島香澄
2(4):立川夏波→(打/4)市川咲子→(再4)立川夏波
3(3):ステーシー・ポーター
4(2):山科真里奈
5(6):柳瀬友紀
6(9):中村光里
7(5):増野瑠奈→(走)水津佳那英→(再5)増野瑠奈
8(D):藤原麻由
9(8):土肥里奈
FP(1):カーヤ・パーナビー→(1)加藤あずさ→(再1)カーヤ・パーナビー



【1回表:シオノギ製薬~2点】

谷本中前打
亀井:三犠打・野選(一二塁)
 ※タイミング的に絶対に無理。これは一塁で一つアウトを取るべきだった。
 ※次の長平の打席でサイン違いか普通の投球をパスボールで二三塁に
 ※さらに三走がスタートするエンドランをかけたがファールで失敗、その後、、
長平中前2点適時打
數原:遊ゴロ二封
古藤:空振り三振(3球)
豊村:セフティバント・3バント失敗三振

<センターへ先制タイムリーを放つ長平雅>

【1回裏:SGホールディングス~0点】
田中:二ゴロ
立川:スラップ三邪半直
ポーター:空振り三振(ハーフスイング)

【2回表:シオノギ製薬~0点】
 ※SGホールディングスはこの回から投手に加藤
金子:遊飛(初球)
竹林:見逃し三振
横野:遊小飛

【2回裏:SGホールディングス~0点】
山科:中飛
柳瀬:空振り三振
中村:二ゴロ

【3回表:シオノギ製薬~0点】
谷本:遊飛(打ち損じ)
亀井:遊ゴロ(強い当たり)
長平:二直(やや強い正面の打球)

【3回裏:SGホールディングス~0点】

増野遊右内安(ショートの横野ダイビング)
藤原遊左内安(初球)
 ※二塁代走に水津
土肥左中間ポテン安
 ※判断が良ければ二走は本塁に行けたはず。無死満塁に
田中:遊直併殺打
 ※三走の水津が飛び出してしまう
(打)市川:三邪直(強烈な打球も守備範囲)

<ショート横野聖奈がダイビングキャッチも一塁セーフに>

<藤原麻由のどん詰まりがギリギリフェアゾーンに落ちるヒットに>

<無死満塁で田中瑠莉の良い当たりがショートライナーになり併殺打に>

【4回表:シオノギ製薬~0点】
數原:二ゴロ
古藤:セフティバント投ゴロ
豊村一二塁間右前打
 ※セカンドの市川、グラブが上から。下からいっていれば捕れた
金子:三ゴロ(エンドランがかかっていた)

【4回裏:SGホールディングス~1点】
ポーター中越え本塁打
山科遊内安
柳瀬:中飛
中村:バント三前ゴロ二封
 ※やや上がってしまったため一走のスタートが遅れた
増野:一飛(初球)

<ステーシー・ポーターの右中間への打球は數原顕子が必死に追ったがホームランに>


【5回表:シオノギ製薬~1点】

竹林中越え本塁打(3-2から)
(打)加藤右中間エンタイトル二塁打
 ※代走に横野がリエントリー
谷本:左直(良い当たり)
亀井:遊ゴロ(強い打球)
長平:二飛(バットの先)

<ホームランを放った竹林綾香を迎えるシオノギナイン>

【5回裏:SGホールディングス~0点】
藤原:二ゴロ
土肥:左直(良い当たり)
田中:遊直(良い当たり)

【6回表:シオノギ製薬~0点】
 ※この回からSGホールディングスは投手にパーナビーが再出場、レフトに中島

數原一内安
 ※普通の一ゴロ、ファーストポーターが捕って數原にタッチしたが判定はセーフに
 ※數原は完全に3フィートオーバーだったが、タッチ時にはラインから出て居らず、その後に出たのでセーフという判断だろう
 ※數原が二盗
古藤:捕犠打(三塁)
豊村:四球(一三塁)
 ※豊村が二盗で二三塁に
吉田:三飛
竹林:二邪飛(市川好プレー)
 ※吉田に代わり金子が再出場

【6回裏:SGホールディングス~0点】
市川:遊ゴロ
ポーター:中飛
山科:一半直

【7回表:シオノギ製薬~2点】
 ※SGホールディングスはセカンドに立川が再出場
横野:二ゴロ
谷本三遊間左前打
(打)戸村:空振り三振
長平:一塁後方、セカンド右二塁打
 ※セカンドの市川、追いつきすぎてグラブの土手に当ててポーンと弾いてしまう。二三塁に
 ※二塁代走に白石
數原右中間2点三塁打
古藤:空振り三振

<數原顕子が右翼線へダメ押しの2点三塁打>

 

【7回裏:SGホールディングス~0点】
柳瀬投内安(ボテボテ)
中村:空振り三振
増野:中飛
藤原:四球(2-1からの1球は真ん中近かったが)
土肥:中直(良い当たり)

<最後、土肥里奈の打球は右中間への良い当たりだったがセンターの守備範囲に>

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