【第7節1日目終了時点での順位】
１：トヨタ自動車 １４勝０敗
２：ルネサス高崎 １１勝３敗
３：日立ソフトウェア １０勝４敗
４：豊田自動織機 １０勝４敗
５：Honda ８勝６敗
６：デンソー ８勝６敗
７：佐川急便 ６勝８敗
８：太陽誘電 ５勝９敗
９位：戸田病院 ４勝１０敗
１０：伊予銀行 ３勝１１敗
１１：シオノギ製薬 ３勝１１敗
１２：大鵬薬品 ２勝１２敗
【埼玉大会】
トヨタ４－１戸田中央総合病院（延長９回）
トヨタ 000 0000 013…4
戸田中 000 0000 010…1
※コメント
戸田中の勢いは本物か。前節の橋爪、ヒガの好投に続き今度は長南がすばらしいピッチングでアボットと堂々投げあいトヨタ打線を8回無失点に。対した打線を考えるとアボットではなく今日は長南に勝ちをつけてあげたいくらいだ。
ただそれでも負けないのが今年のトヨタ。延長９回まで粘って最後は3点を取って突き放した。アボットを延長戦まで引っ張った（はずの）トヨタは今日の先発は山根か。
トヨタ戦の金星はならなかったが戸田中としては前半戦では11－0と大敗している今日の伊予銀戦が山場。最終的に並ぶとどうしても上に行けないから、とにかく今日勝って勝ち数で引き離したい。
日立ソフトウェア６－３伊予銀行（延長９回）
日立ソ 000 1020 003…6
伊予銀 030 0000 000…3
※コメント
今回の埼玉大会は結果的にはトヨタ、ソフトウェアが勝利したが本当に面白い試合だったはず。それだけに伊予銀にはなんとか勝たせてあげたかった。
先発の新人山中を攻め2回に3点を奪ったが、その後にもう1点なんとかして取りたかった。8回裏の1死満塁が絶好の機会だったのだが。
ソフトウェアは追いついた6回、濱本の死球（ｱﾔｼｲ）などで作ったチャンスに伏兵眞鍋が同点タイムリー。9回にも勝ち越しタイムリーと大活躍だったようで、駄目押しツーランとファインプレーの林と並んで若手二人がいい仕事をしたようだ。
眞鍋は今年の国体予選に山中と並んで岐阜県チームに参加していた選手。ソフトウェアは苦しい後半戦にまた一人貴重な新戦力が台頭してきた。
【京都大会】
Honda４－３太陽誘電（延長８回）
誘電 010 01001…3
Honda 010 00102…4
※コメント
ここまで勝ってくるとHondaの場合は勢いではなくもう実力だろう。前節好投した金尾に続きこの試合では満を持して登板したネルソンが好投。打線もとにかく粘り強く、点を取られてもすぐに追いつく。チームがひとつにまとまって本当にいい状態にあるのだろう。
とにかく今は３番田中、４番島崎、５番芝崎の打順が上手くはまっており、それぞれが良いところで長打を放っている。中でも芝崎が当たっているのが一番大きい。この試合でも本塁打を放ってチームに勢いをつけた。そして足の使える平林、大橋の１、２番が機能しているのも大きい。８回は平林の同点打の後の大橋の盗塁が結果的に島崎のサヨナラ打を導いた。
下位打線を打つ中村、村上、又吉なども守りでしっかり貢献している。今がHonda最強の時だろう。そしてこれからもっともっと強くなる。
今日の佐川急便戦も勝てればいよいよソフトウェア、織機の背中が見えてくる。
デンソー６－０佐川急便
デンソー 011 0310…6
佐川急便 000 0000…0
※コメント
染谷が6回途中までパーフェクト、7回途中までノーヒットノーランを継続しながら最後はポーターにヒットを打たれた。ただポーターに打たれたらもう仕方がない。すっきり諦めもつくだろう。
デンソーとしてはHondaの快進撃も刺激になっているはず。一つでも負けると脱落するという緊張感で試合をしているはずで今日の試合も負けられない。
ちなみにとうとう秘密兵器中岡にホームランが出たようだ。
【岡山大会】
豊田自動織機８－０大鵬薬品
大鵬薬品 000 0000…0
豊田織機 006 002x…8
※コメント
前半戦で負けた大鵬薬品に対し今回はケイティ先発の万全の体制で臨んで2本塁打で快勝。終盤には新人捕手石田にもタイムリーが出たようだ。
とにかく両チームにとって大事なのは今日の試合。特に大鵬薬品にとっては今年の集大成くらいの気持ちでぶつかる試合になる。
ルネサス高崎８－０シオノギ製薬
※コメント
点差は開いたが内容的には見所もあったらしい。ただシオノギに痛かったのは０－０の２死満塁からのライトフライを陽山が追いつきながら落球し走者一掃のタイムリーエラーとなったこと。その後上野からヒットも放ったが、その仮は今日の大鵬戦で返してもらいたい。今日は陽山と、そして先発が予想される絶好調の松村に注目だ。