今年も熊野オープンが始まりました。今年で14回目、以前、四国で行われていた大会が終わった後は、この熊野オープンでソフトボールシーズンが本格的に幕開けということになりました。
個人的なソフトボールの観戦も今年はここからがスタート。どうぞよろしくお願いします。
では、あいにくの雨で2日目が中止になりましたが、最初の二日間の様子をお知らせしたいと思います。
<桜をバックに投げる栗田美穂(織機)。ソメイヨシノより1カ月早咲きの河津桜(と思われる)を植えているのは、おそらく熊野オープンに合わせてのはず。毎年数が増えて華やかになってくる>
【熊野オープン組み合わせ】
【3月8日】
<A会場>
デンソー○7-2●ペヤング
デンソー●0-1○鈴鹿国際大
シオノギ●0-5○トヨタ自動車
※ペヤングは2チーム制移行に伴いチームがスリム化。主力メンバーは変わらず。
※デンソーが鈴鹿国際大にタイブレイカ―負け。鈴鹿のキャッチャーは去年まで織機にいた西井春菜。ただ残念ながら、たまたま見た打席が見逃し三振してとぼとぼベンチに戻り、そして田中監督に怒鳴られる場面だった。その後泣いたかどうかは本人の名誉のために言及しない(笑)
※この日のシオノギ戦でのトヨタは1番坂元で4番に東女体大から入った期待の新人林真由。かつて2年目の鈴木美加が熊野で4番を打っていたことを思うと、期待の若手には最初から自覚を持たせる育成方針なのかな。もちろんシーズンに入りワトリーがくれば元の打順になるだろうけど、この林もなかなかやりそうな予感。
<花の女子大生(?)になった西井春菜(鈴鹿国大)。まあ、元気そうでなにより>
<東女体大から入った新人の林真由(トヨタ)。写真はトヨタSCでのもの>
<B会場>
佐川急便●1-2○豊田自動織機
佐川急便●0-5○太陽誘電
ペヤング●0-5○日立ソフトウェア
※伊予銀から織機に移籍した中森菜摘が最初の試合でレフトに流してホームラン。移籍初年の国吉早乃花がソフトウェア戦でホームランを打ったのを思い出した。
※佐川急便は先発の関根有希も良かったし、1番に入った田中里依が今年こそはブレイクしそうな気配。
<キャンプ中の福岡大相手の初練習試合の初打席にホームラン。オープン戦最初の試合でもホームランの中森菜摘(織機)>
<毎年期待を裏切ってくれていたけど、今年こそは本領発揮してくれそうな田中里依(佐川)>
<C会場>
トヨタ自●0-3○日立ソフトウェア
シオノギ○6-1●富士大学
豊田織機●1-5○太陽誘電
※織機に勝った太陽誘電は佐川急便にも完封勝ちで、前日に行われた練習試合でも確かトヨタ相手に3-0勝ち。とにかくピッチャーがいいから試合が作れるし、若手がみんな元気いいから打線もつながる。人数は減ったけど明らかに戦力はアップ。ホームラン打った丸山実希子や天才打者河野美里などの主力はもちろん心配ないし、それどころか投手の尾崎望良や内野手の石濱真実なども成長しているので全体的に確実に底上げされていて、決勝トーナメントに行ける力は十分。
<(上)谷川まきが引退した誘電、この試合マスクをかぶったのは原田のどか。正捕手候補と思われる佐藤みなみはこの日はお休み。(下)織機戦で2打点の石濱真実>
<D会場>
日本体大○7-0●甲賀医専
大鵬薬品●4-5○園田女大
大鵬薬品○*-*●甲賀医専
※大鵬は移籍の江本奈穂が大学生相手には貫録のピッチング。最後はリリーフの梅津佳奈子が不運なヒットを重ねられて負けたが、まあ大丈夫。去年を考えたら雲泥の差。去年なんか足に包帯してびっこ引いてる選手が二人くらいいたり、腰悪くしてゆっくりしか歩けない選手とか怪我してバット振れない選手とか、「ここは病院か!?」みたいな状態だったからね(笑)
※おまけに試合前の内野ノックでは外野手の佐々木瞳がノックを打ち、終わったらグラブ持って外野に走り、代わりに内野手の森田まゆが外野ノックするみたいな、「ここは大学のサークルか!?」みたいな緊急自体だったからね(笑)まあそれに比べたら天地の差。
※最後の大鵬と甲賀の試合のスコアは記入漏れでした。
<未来少年コナンのジムシーみたいな頭で好投する江本奈穂(大鵬)。そういや、ダブルピースもらうの忘れた>
【3月9日】
朝からの雨で9時の試合開始前に雨天中止が決定。
1時間半交代(たぶん)で熊野スタジアム横の雨天練習場で各チーム練習(織機→大鵬→誘電→佐川…、と続いたはず)。シオノギと誘電は宿舎横の屋根付きグランドでも練習していたはず。
雨で中止、とは言っても午後から晴れてきたりすると急遽練習試合が組まれることもあるがこの日は雨が止まず、このまま試合は行われなかった。
<この日は朝から本格的な雨。西日本広く雨だったから諦めはつくかな>
<室内練習場で練習。上は織機、下は大鵬>
なお、中止になった今日9日の組み合わせが明日10日にそのまま順延になるようです。