【2017年夏・ミニ国体観戦記~北信越予選】

##【北信越ミニ国体(8月26~27日)】

会場は越前市(前武生市)にある「武生東総合運動公園」。ここは来年の国体の会場にもなりますし、今年の全日本総合の「C会場」でもあります。
初日は高速バスで向かい、武生インターで降りてそこから歩いてちょうど30分。
帰りは近くにある「越前そばの里」で昼食。しかし休日は大型バスで観光客がわんさか来るのでものすごい大混雑。客が空くのを1時間半待ってようやく越前そばにありつけた。
中日の夜は武生に泊まって居酒屋探し。「平ちゃん」が安くて地元のものも多くて良かった。いざとなったら名店「秋吉」もあるし。
ちなみに、武生イチオシの地元B級グルメが「ボルガライス」。なんのことはない、オムライスの上にトンカツ乗せただけ(笑)

<初日第1試合目>
新潟県 000 000…0
福井県 400 003…7

1回戦は新潟県と福井県の対決。負けた方が5位で、唯一賞状をもらえない。
新潟県は「新潟選抜ソフトボール」という国体用地元チームに属する選手が主体で、松本大から三人、東北福祉大からも二人。
福井県は来年の国体を睨んで強化している福井フェニックス所属選手が大半で(元トヨタの小野真希など)、他にはドリームシトリンの林真由、日体大の宇野有加里(元ルネサス)、中京大の知見美乃利の三人が追加。

<福井県の先発投手は長瀬りえ(東海学園高→東海学園大→福井フェニックス>

<新潟県の先発投手は多田春菜(長岡商→松本大)>


<長い髪が自慢(?)の新潟県のセンター加藤愛永>

<6回裏、元トヨタ自動車の小野真希の2点三塁打でコールド勝ち>


<初日第2試合目>
石川県 000 1000…1
富山県 200 000x…2

石川県はクラブ金沢や主に中京圏の大学生が主体。元ミナモの大杉千尋や元パシフィックオーシャンの宮野雅子などは現所属なしで参加。監督はもちろん高島栄治さん。
富山県は県内に強い大学などもないため、2部のYKKの選手のみで構成。

<石川県の投手は長身の村田未幸。投げるときにバチン!て音を出す(津幡→中京大)>
<弁当食ってる新潟県の選手の前まで走ってファールフライを好捕。この選手上手だなあと思ったら、元大垣ミナモの大杉千尋だった。>
<ベンチに戻ってきて高島監督とハイタッチ>
<石川県は4回に澤合華奈(津幡→中京学院大)が好投手血分智香からタイムリーヒット>
<1試合して負けただけだけど、一応3位ということで、表彰(笑)>
さてここからは石川県成年女子の名物監督、高島栄治監督の大活躍シーンを。
とにかく国体北信越予選と言えば高島監督。僕はこの監督のパフォーマンスを見るためにはるばる福井だの石川だの新潟だのまで行ってると言っても過言ではない(笑)
(ただ残念ながら、チャンスで三塁コーチボックスからサイン出した後にコマネチポーズした写真は撮れず、笑)

<試合前の監督紹介から観客を沸かしたり、帽子をベンチに忘れたり>
<際どい判定には大げさな身振り手振りで説明を求めたり>
<選手を呼び寄せたりアドバイスを送ったり>


<大げさなパフォーマンスで観客だけじゃなく味方の選手もついつい笑ってしまったり>
<意表突く盗塁のサインが成功してガッツポーズしたり、チャンスに気合いを注入したり>
<次の試合の⻑野県の選⼿や監督も笑わせたり>


とにかく、今からすでに来年の北信越予選が待ち遠しい(笑)

 


<初日第3試合目>
長野県 000 1000…1
福井県 010 001x…2

長野県は2部の大和電機工業の選手が主体で、県内の強豪チームの松本大学から二人加入。
福井県はこの日(初日)の第1試合に勝って、これが2試合目。

<初日2試合目の福井県、先発は宇野かんな。いかにも投手らしい投手で個人的には好きな投手。この投手を見ると田谷めぐみを思い出す>
<石川県は2回裏に宇野有加里がレフトに完璧な一発>
<長野県は4回、中島瞳のレフトフライで一走の新田和音がタッチアップするもスタートが早いということでアウトに>
<長野県は4回、チャンスを潰して2死無走者から岡村香織がヒットで出た後、この角山瞳の三塁打で同点に>
<センターの知見美乃利、わずかに角山の打球に及ばず>
<ホトトギスが頭上を通過>
<福井県は4回裏、2死満塁のチャンスで森本早苗(元ドリームワールド)がサードゴロを放つと、三走の林真由(元トヨタ)が足で打球を邪魔した。せこい!(笑)ていうか守備妨害>
<福井県は5回、2死二塁で3番の土橋友里が左中間に弾丸ライナー>
<抜けたと思ったが長野県のレフト近藤紗帆がファインプレー!いや、近藤はほんと巧いんだよ>
<とにかくレフトの近藤は巧い。巧い上に常にチャラけている(笑)>
<足で打球邪魔するような選手は報われないぞ、と思ったら、なんとその林真由が6回にレフトに決勝ホームラン。世の中うまく出来ていない>
<長野県も7回無死一二塁のチャンスだったが、上原涼花のバントが三塁封殺。運悪く打球が転がらなかった>
<最後は松本大の水沢陽香が粘ったが空振り三振。いいスイングしていたが>


<2日目・決勝戦>
富山県 000 0000…0
福井県 000 0001…1

富山県の血分智香、福井県の宇野かんな、両投手がいいので、決勝は予想通りの投手戦に。
両投手とも連打は打たれないだろうし、試合は一発で決まると思ったが、そうすると林真由、宇野有加里、小野真希が揃う福井県がちょっと有利か。と思っていたら、案の定そういう結果になった。
しかし7回裏1死の場面、ホームランだけは打たれたくない場面だったし、富山県は宇野を歩かせてもよかったなあ。まあ、結果論か。

<決勝戦の先発は福井県がエースの宇野かんな>
<富山県が今や2部リーグを代表する好投手の血分智香>
<富山県は4回に大竹莉乃がセンター前にヒットを放つも、センター知見美乃利の好返球で二走が本塁タッチアウト>
<0-0のまま迎えた7回裏、福井県は1死から宇野有加里がレフトにサヨナラホームラン!>
<ベンチのテントの隙間からわずかにフェンスを越えるのが見えた>
<サヨナラホームランの宇野有加里>


<来年の地元福井国体開催を前に、愛媛国体に出られるのは選手も関係者も良い経験。まあ今年は福井が優勝で良かったか>


<女子が終わってから隣でやっている男子の予選も見に行ったのだが、なんと同じ「富山県v.s.福井県」の決勝戦で、しかも7回裏にサヨナラホームランで福井県が勝利。男女全く同じ。なんてこった>


<決勝を戦った2チーム(富山県と福井県)の男女選手による閉会式>
<全然関係ないけど、武生駅前の旅館に泊まってたら、部屋にコウモリが入ってきた(笑)こんなの初めて>

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