(注)昨年時点で投稿していた記事が間違っておりました(2016年度のデータを元にしてしまっておりました)。
加藤勝さんにご指摘されてはいたのですが忙しさにかまけて放置しておりまして、2018年12月22日、改めて正しいデータをアップしました。
2017年度の日本リーグの投手に関してデータを整理しました。
いつものように基本的には全投手を対象にして、比率のデータに関しては、
“試合当たりの比率=投球回数20回以上の投手”
“打者当たりの比率=対戦打者数50人以上の投手”
について計算しています。
【投手の簡易的総合評価】
投球回数20回以上を投げた全32投手について、「防御率」、「K/BB」、「被打率」の3項目の相対順位を得点化し、その総合得点で投手を順位付けしてみました。
最高は100点、最低は3点で、今年はモニカ・アボットと上野由岐子が同点で1位ということになりました。
1(95.8) モニカ・アボット
1(95.8) 上野由岐子
3(91.7) 尾﨑望良
4(90.6) ケイラニ・リケッツ
5(83.3) 濱村ゆかり
6(81.3) 栗田美穂
7(77.1) 藤田倭
8(74.0) カーヤ・パーナビー
9(67.7) 大平未沙稀
10(66.7) ジョーダン・テーラー
11(62.5) 平原かすみ
12(57.3) 内海花菜
13(55.2) エイミー・クレイガー
14(52.1) 中村美樹
14(52.1) 田内愛絵里
16(49.0) 海部栞菜
16(49.0) 近藤光
18(46.9) 五味彩華
19(44.8) 庄司奈々
20(43.8) 重藤恵理佳
21(43.8) 小薗美希
22(36.5) 岩田みゆき
23(32.3) 加藤あずさ
23(32.3) 池田美樹
25(28.1) 岡村奈々(新人)
26(26.0) 金尾和美
26(26.0) 辰巳舞衣(新人)
28(25.0) ジェイリン・フォード
29(24.0) 泉花穂
30(17.7) 長谷川朋子
31(11.5) 藤嶋涼菜
32(10.4) 白川果歩(新人)
※個人的な感覚で言うと、90点以上なら超一流、80点以上で一流、70点以上なら日本A代表クラス、50点以上で日本B代表クラス、40点以上なら欠点もあるが一芸に秀でた好投手、的な感じ。あくまで今年のデータに関してですが。
【投球回数】
114.0 藤田倭
100.0 上野由岐子
91.3 カーヤ・パーナビー
90.7 藤嶋涼菜
90.3 モニカ・アボット
※2016年は三木綾菜の132回
【登板試合数】
22 藤嶋涼菜
21 藤田倭
19 近藤光
17 上野由岐子
17 カーヤ・パーナビー
17 岡村奈々(新)
※2016年の三木綾菜に続いて日本精工の藤嶋涼菜が全試合登板を達成
【完投】
<完投数(全完投投手,括弧内は,完封ー完投○-完投)>
13(3-7-3) 藤田倭
12(5-7-0) 上野由岐子
11(2-6-3) カーヤ・パーナビー
8(1-3-4) ケイラニ・リケッツ
8(3-3-2) モニカ・アボット
5(0-0-5) 藤嶋涼菜
5(1-2-2) 近藤光
5(1-2-2) ジョーダン・テーラー
5(2-1-2) 重藤恵理佳
3(0-1-2) 内海花菜
3(1-1-1) 庄司奈々
2(0-0-2) 海部栞菜
2(0-0-2) 栗田美穂
2(0-1-1) 岡村奈々
2(0-1-1) ジェイリン・フォード
2(0-1-1) 長谷川朋子
1(0-0-1) 池田美樹
1(0-1-0) 泉花穂
1(0-1-0) 尾﨑望良
1(0-1-0) 加藤あずさ
1(0-1-0) 金尾和美
1(0-1-0) 小薗美希
1(1-0-0) 濱村ゆかり
<完封勝ち・トップ5>
5 上野由岐子
3 藤田倭
3 モニカ・アボット
2 カーヤ・パーナビー
2 重藤恵理佳
<完投勝ち(完封除く)・トップ5>
7 上野由岐子
7 藤田倭
6 カーヤ・パーナビー
3 モニカ・アボット
3 ケイラニ・リケッツ
<完投負け・トップ5>
5 藤嶋涼菜
4 ケイラニ・リケッツ
3 藤田倭
3 カーヤ・パーナビー
2 (7投手)
【対戦打者数】
<シーズン合計・トップ5>
456 藤田倭
438 藤嶋涼菜
362 上野由岐子
361 カーヤ・パーナビー
337 モニカ・アボット
【投球数】
<シーズン合計・トップ5>
1762 藤田倭
1616 藤嶋涼菜
1436 上野由岐子
1383 モニカ・アボット
1308 カーヤ・パーナビー
<1回あたり投球数・少ない5人(かっこ内は投球回)>
12.9( 28.0) 尾﨑望良
14.3( 91.3) カーヤ・パーナビー
14.4(100.0) 上野由岐子
14.4( 85.3) ケイラニ・リケッツ
14.7( 38.3) 平原かすみ
<1回あたり投球数・多い5人(かっこ内は投球回)>
21.9(36.7) ジェイリン・フォード
19.7(43.7) 白川果歩(新)
19.2(38.7) エイミー・クレイガー
19.1(37.0) 泉花穂
18.9(57.0) 池田美樹
【防御率】
<ベスト10(かっこ内は投球回)>
0.56(100.0) 上野由岐子
0.94( 44.7) 濱村ゆかり
1.00( 28.0) 尾﨑望良
1.01( 90.3) モニカ・アボット
1.35( 26.0) 栗田美穂
1.41( 39.7) 大平未沙稀
1.48( 66.0) 内海花菜
1.48( 85.3) ケイラニ・リケッツ
1.54(114.0) 藤田倭
1.61( 91.3) カーヤ・パーナビー
<ワースト10(かっこ内は投球回)>
5.15(36.7) ジェイリン・フォード
4.79(90.7) 藤嶋涼菜
4.23(48.0) 金尾和美
4.01(43.7) 白川果歩(新人)
3.68(40.0) 長谷川朋子
3.59(37.0) 泉花穂
3.54(65.3) 重藤恵理佳
3.41(26.7) 辰巳舞衣(新人)
3.26(38.7) エイミー・クレイガー
2.95(38.0) 加藤あずさ
【被安打】
<シーズン合計>
125 藤嶋涼菜
71 カーヤ・パーナビー
68 金尾和美
68 近藤光
67 藤田倭
<被打率・ベスト5(カッコ内は対戦打者数)>
0.132(337) モニカ・アボット
0.137(362) 上野由岐子
0.140(102) 尾﨑望良
0.151( 61) 中野花菜
0.168(335) ケイラニ・リケッツ
<被打率・ワースト5>
0.429(58) 山田夏生(新人)
0.413(58) 樋口麻知子
0.364(67) 原田悠(新人)
0.362(58) 山口清楓
0.349(438) 藤嶋涼菜
【被本塁打】
<シーズン合計>
10 藤嶋涼菜
10 藤田倭
9 カーヤ・パーナビー
7 山田夏生(新人)
7 池田美樹
7 庄司奈々
7 重藤恵理佳
<ワースト被本塁打率(1試合当たり率-本数-回数,全投手対象)>
8.4(4 – 3.3) 山根佐由里
4.9(7 – 10.0) 山田夏生(新人)
4.2(1 – 1.7) 三輪さくら(新人)
3.5(1 – 2.0) 江渡祐希(新人)
3.0(2 – 4.7) 奥野初音
【奪三振】
127 モニカ・アボット
100 上野由岐子
92 カーヤ・パーナビー
84 ケイラニ・リケッツ
82 ジョーダン・テーラー
<奪三振率・高い5人(一打者を三振に取る確率、カッコ内は対戦打者数)>
0.377(337) モニカ・アボット
0.297(276) ジョーダン・テーラー
0.292(171)エイミー・クレイガー
0.276(362) 上野由岐子
0.255(361 )カーヤ・パーナビー
<奪三振率・低い5人(一打者を三振に取る確率、カッコ内は対戦打者数)>
0.0344(58) 山田夏生(新人)
0.0344(58) 山口清楓
0.0448(67) 原田悠(新人)
0.0517(58) 樋口麻知子
0.0571(210) 白川果歩(新人)
<K/BB率(奪三振/与四球、カッコ内は投球回数)~ベスト10>
7.00(85.3) ケイラニ・リケッツ
5.52(90.3) モニカ・アボット
5.11(91.3) カーヤ・パーナビー
5.00(100.0) 上野由岐子
4.40(28.0) 尾﨑望良
4.33(44.7) 濱村ゆかり
3.73(67.0) ジョーダン・テーラー
2.78(38.7) エイミー・クレイガー
2.60(26.0) 栗田美穂
2.20(20.7) 五味彩華
【四死球・暴投・不正投球(全投手)】
<シーズン合計与四球>
40 藤嶋涼菜
36 藤田倭
35 ジェイリン・フォード
29 重藤恵理佳
28 池田美樹
<1試合あたり与四球数,カッコ内は個数-投球回>
6.7(35 – 36.7) ジェイリン・フォード
5.1(21 – 29.0) 岩田みゆき
4.5(17 – 26.7) 辰巳舞衣(新人)
4.3(21 – 34.0) 海部栞菜
4.2(22 – 37.0) 泉花穂
<シーズン合計与死球数>
17 藤嶋涼菜
16 重藤恵理佳
15 ケイラニ・リケッツ
11 池田美樹
11 藤田倭
<1試合あたり与死球数,カッコ内は個数-投球回>
2.0( 6 – 20.7) 五味彩華
1.8(10 – 38.7) エイミー・クレイガー
1.7(16 – 65.3) 重藤恵理佳
1.4(11 – 57.0) 池田美樹
1.3(17 – 90.7) 藤嶋涼菜
<シーズン合計暴投数>
6 藤嶋涼菜
3 泉花穂
3 近藤光
3 カーヤ・パーナビー
2 ケイラニ・リケッツほか5人
<不正投球>
6 モニカ・アボット
2 内海花菜
2 ジェイリン・フォード
2 泉花穂
2 小薗美希
【参考~全投手の「投球回数」と「登板試合数」、「対戦打者数」】
114.0-21-456 藤田倭
100.0-17-362 上野由岐子
91.3-17-361 カーヤ・パーナビー
90.7-22-438 藤嶋涼菜
90.3-15-337 モニカ・アボット
85.3-14-335 ケイラニ・リケッツ
75.0-19-319 近藤光
67.0-16-276 ジョーダン・テーラー
66.0-14-274 内海花菜
65.3-16-289 重藤恵理佳
58.3-17-256 岡村奈々(新人)
57.0-14-262 池田美樹
55.0-16-237 小薗美希
54.3-15-232 庄司奈々
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※規定投球回ここまで(51回)※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
48.0-15-224 金尾和美
44.7-10-174 濱村ゆかり
43.7-14-210 白川果歩(新人)
40.0-14-186 長谷川朋子
39.7-11-161 大平未沙稀
38.7-13-171 エイミー・クレイガー
38.3-11-147 平原かすみ
38.0-9-162 加藤あずさ
37.0-12-168 泉花穂
36.7-10-181 ジェイリン・フォード
34.0-9-145 海部栞菜
29.0-10-125 岩田みゆき
28.0-7-102 尾﨑望良
26.7-9-124 辰巳舞衣(新人)
26.0-6-102 栗田美穂
24.3-10-98 中村美樹
22.3-8-94 田内愛絵里
20.7-7-94 五味彩華
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※20投球回以上※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
18.7-10-89 福井遥香
15.3-8-61 中野花菜
14.0-5-67 原田悠(新人)
11.3-8-58 山口清楓
11.0-6-58 樋口麻知子
10.0-5-58 山田夏生(新人)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※50打者以上※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
9.0-3-45 八木里菜(新人)
8.7-4-41 常盤紫文(新人)
8.7-4-44 大西里帆子
8-4-33 森真里奈
7.7-5-39 市谷愛美(新人)
7.33-5-36 千葉美咲
6.7-3-27 秋元菜穂(新人)
5.7-5-24 森あすか
5.0-3-29 泉礼花
4.7-2-33 奥野初音
4.33-4-22 河澄星菜
3.33-3-21 山根佐由里
3.0-2-17 吉田遥香
2.0-2-8 江渡祐希(新人)
1.7-2-8 三輪さくら(新人)
1.0-1-3 山口美紀
0.0-0-0 小嶋雛乃
0.0-0-0 黒川春華
0.0-0-0 星加きらら(新人)
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