【2018年 第58回全日本実業団女子ソフトボール選手権大会・1日目(詳細版)】

すみません、ひとまずスコアだけの速報版となります。パソコン放り投げて遊んでたらWi-Fiがつながらんようになりました(その後どうしても復活せず、結局1000円ちょっとでWi-Fi子機を購入)。 
各試合の詳細は後日追加いたしたく候。(2018年7月28日20:33速報版)

 

※8月14日追記。ようやく1日目の試合レポートが完成しました。しかも全試合テーブルスコア付き!!

 

【1回戦:A会場-1】(5回コールド)
靜甲
 001 33…7-9-0
 000 00…0-4-0
佐川急便・中国

靜甲:○渡部恵里花、清水琴乃 - 佐藤友麻
佐川急中国:●平佐みくに - 鶴木真由
(本):
(三):
(二):鹿目真実、鳫平綾香(靜)
【テーブルスコア】

【戦評】
 佐川急便の先発は左腕の平佐みくに。なかなか良い投手で強打の靜甲を1、2回と無失点に。
 しかし3回に入ると若干バテ気味で、鳫平綾香に二塁打を打たれた後に山崎奈美佳の犠飛で初失点。
 靜甲は4回に野木利佳子のライトへの2点二塁打と白井奈保美のレフト前タイムリー、5回にも中尾萌と野木利佳子の連続タイムリーで3点を奪ってコールド勝ちに。
 ちなみに佐川中国と言えば4番が元SGホールディングスの村中美紀で5番が甲賀医専出の熊谷みのり。どちらもノーヒットながら元気にプレーしていました。

<佐川急便中国の好投手、平佐みくに>

<元SGホールディングスの佐川急便中国の4番、村中美紀>

<2回、麓みさきの弾丸ライナーの直撃を食らって悶絶する二塁走者の中尾萌(笑)>

1回戦:B会場-1】
ペヤング
 100 0100…2
 103 010x…5
平林金属

ペヤング:●岡野文香、萩原あゆみ - 橋本真奈美、清水菜々子
平林金属:〇岡崎栞菜、中村絢夏 - 弦田彩加
(本):
(三):中村絢夏(平)
(二):
【テーブルスコア】

【戦評】
 ペヤングは初回に2死二三塁から児島真生のセフティバントヒットで先制。しかし平林金属はその裏、3番中村絢夏の三塁打のあと川渕真由がタイムリーであっさり同点に。

 3回には大坪真子と中村絢夏のヒットとショートゴロエラーで満塁の後、佐藤倫の左犠飛、岡田千波のヒット、山本眞優の2点中前打で3点を奪って逆転。5回にも中村絢夏のヒットを足がかりに岡田千波がタイムリーを放って5点目を上げた。
 ペヤングも平金と同じ9安打を放ったが、平金の先発岡崎栞菜に要所を締められた。

<B会場のグランド。ここ鷹来の森は広くて芝生も綺麗でとても良いグランド>

<1回裏、三塁打の中村絢夏を三塁に置いてタイムリーを放つ川渕真由>

【1回戦:D会場-1】(4回コールド)
日本精工
 063 7…16-17-0
 000 0…0-1-2
佐川急便・千葉

日本精工:〇藤嶋涼菜、山田蓮、濱地 - 馬場未波、重石華子
佐川急便・千葉:●大石望友、近部知奈美 - 小川奈津美
(本):安井聖梨奈(大)
(三):馬場未波、黒木美佳、中村白、安井聖梨奈(大)
(二):
【テーブルスコア】
【戦評】
 この試合は少し離れたグランドのうえ大差になってしかも早く終わったので記録が虫食い状態でした。ただ佐川急便千葉の選手たちが3日目の決勝戦まで残って球場で観戦しておりましたので、そこで千葉の選手に直接聞いて記録の穴埋めができました。ありがとうございました。
 試合は日本精工打線が容赦をしない猛攻で打ちまくり。最後は満塁でフトフライ落球4得点なんかもあって16点を奪って4回コールドゲーム。
 ちなみに佐川急便千葉は3回裏に8番の故島愛選手が代わった山田投手からショートに内野安打を放ってなんとか1安打。

<レフト深めのフライを捕球する佐川急便千葉の金由樹乃>

<佐川急便千葉最後の攻撃、田島千紘>

<佐川急便千葉最後の攻撃、小河原美歩>

<佐川急便千葉最後の攻撃、油井明日香>

【1回戦:A会場-2】
YKK
 000 0000…0-6-1
 101 0000…2-7-0
佐川急便・東京

YKK:●東堤雅、安達麻優、川尻いずみ - 青木千秋
佐川急便・東京:〇血分智香 - 上村麗
(本):
(三):大内麻里奈(Y)
(二):馬場捺夕(Y)、上村麗(佐東)
【テーブルスコア】
【戦評】
 昨年のこの大会では佐川グローバルと1回戦で対戦したYKK。その時の相手投手が元YKKの碇純香選手だったが、なんと今年の初戦の相手が佐川急便東京で、しかもその相手投手が元YKKの血分智香投手という。しかもただの元YKKどころか、去年までのYKKのエース投手なので、ここは何としてでも勝ちたいところだったが、あっさりと完封負けを喫してしまった。
 佐川急便東京には他にも元リーグ選手がいて、1番と3番が昨年まで戸田中央病院にいた上村麗選手と櫻井冴香選手。さすがにこの二人は良い選手で、1回に上村の二塁打と櫻井のタイムリーであっさり先制すると、3回にも上村と櫻井のヒットに捕手のエラーもあって追加点。二人の活躍で2点を奪い、投げては血分がYKKの後輩達を相手に6安打完封し二日目にコマを進めた。

<先制タイムリーを放つ佐川急便東京の櫻井冴香(元戸田中央病院)>

<やっぱり良い投手。佐川急便東京の血分智香(去年までYKK)>

<YKKに勝利して監督と喜ぶ佐川急便東京ナイン>

【1回戦:B会場-2】
佐川急便・仙台
 050 0020…7-12-4
 163 010x…11-9-4
大阪ホークスドリーム

佐川急便・仙台:●塩釜季子、庄子莉奈 - 村中梢
大阪ホークスドリーム:山中澪愛、○森田歩 - 花井美穂
(本):
(三):塔尾春菜(大)
(二):

【テーブルスコア】
【戦評】
 地元ということで多くの観客が応援に駆けつけた佐川急便仙台。恐らく今回の地元開催ということでそれに合わせて人を集めて作ったチームで、監督兼捕手で4番が元ペヤング(その前はパナソニック電工津)の村中梢選手。
 初回に大阪ホークスドリームに1点を取られた佐川仙台だが、2回に遠藤香央里のタイムリーや庄子莉奈の2点タイムリーなど3安打3四球で5点を奪って大逆転。観客大いに盛り上がる。
 その後も3回にも2安打、4回にも2安打、6回にも3安打とヒットが出て計12安打で7点を奪ったが、守りにミスが続いたせいで大阪HDに9安打で11点を奪われ逆転負けしてしまった。
 しかし仙台のチームのエースが「塩釜」投手というのもなかなか気が利いている。昔、京都の四条河原町のロッテリアの店員さんが「伏見京子」さんだったのに次ぐくらい。
 ちなみに新幹線岡山駅のうどん屋で働いている人が「こだま・のぞみ」さんらしいが、さすがにそれには負ける。でも塩釜と言えば鮨なので、そこは勝っているか。以上余談(笑)

<佐川急便仙台の監督兼捕手、村中梢(元ペヤング、元パナソニック電工津)>

<地元佐川急便仙台の応援団>

<9人しかいない大阪ホークスドリームの大黒柱、森田歩>

<佐川急便仙台のエース、塩釜季子>

【1回戦:D会場-2】
takagi北九州
 020 0000…2-6-0
 000 0000…0-5-0
東海理化

takagi北九州:〇小林咲嬉、福本真樹-増田みゆき
東海理化:●吉川瑞紀、河津かおり - 朝田雅音
(本):
(三):
(二):
【テーブルスコア】
【戦評】
 2回表、takagi北九州は先頭の有吉萌々子が右前打で出ると畠田奈実が三塁内野安打。続く山本澪が右前タイムリーと、3連打で先制。その後満塁から増田みゆきのファーストゴロの間に追加点を奪う。
 元監督の蔦ゆみ子さんがそうだったように、隣県の福島県出身者が多い東海理化は見に来ていたOGも多くなんとか逆転したかったが、この日はいまいち打線がふるわずtakagi北九州の小林咲嬉の前に4回まで無得点。5回に河倉郁美、朝田雅音の連打でチャンスを作るも、代わった福本真樹にその後の打者8人がパーフェクトに抑えられて完封負けを喫した。

<先頭打者の増山由梨のファールの直撃を食らった来條美穂コーチ(笑)>

<東海理化、1死二三塁のチャンスも太田清花の打球はレフト正面のライナー>

<2死二三塁となって期待の阿部千尋だったが、三振に倒れる>

【1日目:A会場-3】
佐川急便・九州
 000 0000…0-2-0
 003 000x…3-5-0
花王コスメ小田原

佐川急便・九州:●土居玲穂 - 立花祐希子
花王コスメ小田原:○高橋悠衣 - 本田菜緒子
(本):
(三):柿崎萌乃(花)
(二):
【テーブルスコア】
【戦評】
 花王コスメは3回裏、先頭の本田菜緒子が左前打で出ると南早紀が走者を進めて、川平典華の四球時に暴投がありその後の盗塁で二三塁に。
 ここで3番柿崎萌乃右中間を破る適時三塁打で2点を奪うと、菊地咲絢の右犠飛も出て3点を先制。
 しかし3回に3点を奪われた佐川九州の土居玲穂だが、それ以外は連打も許さず散発の4安打で無失点に。昨年のこの大会も結果的には打たれてコールド負けだったが、土居は東海理化を相手に2回まで無失点と、リーグチームを相手になかなか良い投球を毎年見せてくれる。
 ちなみにこのチームも元リーグ選手が多く、立花祐希子選手はもとCLUB北九州で、日高よしえ選手は元SGホールディングス。それに今年は昨年まで戸田中央病院でレギュラークラスだった園田未紗選手も加わっていた。ただ元SGホールディングスの中村歩選手だけは出場せず。どうも怪我していたようだ。

<小倉商出身ということで地元の佐川急便九州に入った元戸田中の園田未紗>

<佐川急便九州のエース、土居玲穂>

<日高よしえのライナーを花王のファースト菊地咲絢が好捕して試合終了>

【1日目:B会場-3】
大和電機工業
 000 1408…13-17-1
 000 0000…0-3-3
佐川急便・中京

大和電機工業:○北山柚花 - 岡村香織
佐川急便・中京:●相澤優希、鈴木伶奈、伊藤京香、相澤優希 - 楠美瑞紀
(本):
(三):渡邊佳世(大)
(二):中嶋瞳②、新田和音(大)
【テーブルスコア】

【戦評】
 大和電機は最後の7回表に8点を奪って13点差をつけるとか、ほぼイジメみたいな試合(笑)
 その7回は打者13人で2死四球に8安打、失策も絡んでの大量得点で、5回の4点は新田和音のボテボテの打球が三塁線で止まるみたいなタイムリーの後に中嶋瞳、岡村香織、角山瞳の3連続タイムリー。4回の1点は清水梓未のタイムリーだった。
 佐川急便中京が先制していたら面白かったのだが、3回先頭の黒田なつきが右前打で出た後、犠打2本で三塁に走者を進めるも無得点。6回にも林葉月のヒットで1死一二塁とチャンスを作るも得点は奪えなかった。

<佐川急便中京の先発投手、相澤優希>

<佐川急便中京のリリーフ投手、鈴木伶奈>

<佐川急便中京のリリーフ投手、伊藤京香>

<6回にライトにヒットを放つ佐川急便中京の林葉月>

<7回に代打で三塁打を放つ大和電機の渡邊佳世>

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