愛知県大口町で行われた2部リーグの1試合目(大鵬v.s.東芝、ウェルネスv.s.パナソニック津)だけを見てきました。
これからちょうど「翔ぶが如く」の8巻、9巻目、田原坂の戦いを読みながら熊本に飛ぶ予定ですので簡単に写真だけ。詳細はいずれ、機会があれば。
大鵬 000 00・・・0
東芝 200 5x・・・7
大鵬薬品にとっては後半の山場と思われた東芝北九州戦はやはり厳しい試合だった。
エースの鈴木碧投手、やはりどこか調子が悪いのか、本来の投球からはほど遠い感じがした。
しかしそれにしても、今日は東芝の打者の振りが素晴らしかった。今日のバッティングなら、たとえ鈴木投手が本来の投球で来ていても靜甲の河部投手が相手でも、同じように打ち崩したかも知れない。波に乗ると恐い東芝打線がとうとう実力を見せつけてくれた。
大鵬薬品には申し訳ないが、しかしこれで俄然、2部の優勝争いが面白くなってきた。もちろん、大鵬がまだまだ有利なのは事実。残り全勝すれば自力優勝も可能なのだ。それでも苦しくなったことは確か。まだまだ2部の火は消えない。
<今日は不調だった鈴木碧。2部リーグ屈指の好投手が今シーズン初めて打ち崩された>
<初回に出た古賀香寿美の先制ホームラン>
<4回裏、竹下梨奈の右中間2塁打>
<4回裏、原田明香のセンター前ヒット>
<4回裏、試合を決めた笹田知里の代打スリーラン>
【追記:大鵬v.s.東芝について】
この試合、大鵬薬品も序盤再三チャンスを作ったが、無死一塁からの送りバントが捕邪飛、ランナー2塁でバントを見逃した投球に飛び出して捕手からの牽制死、二盗失敗が2回、1死1、2塁から併殺打と、ことごとくチャンスを潰した。
ただ走者を出しても崩れず我慢して良い投球を続けた東芝の徳田葵の投球も見事だった。徳田の踏ん張りがこの勝利の一番の立役者だろう。
【追記:今後の展開について】
ところで一日目を追え、マクセルはなんとか甲賀医専との試合を延長戦を逆転で制したものの、島根三洋が日本精工に不覚を取った。
大事な靜甲戦を前に1つ負け数を増やしてしまった島根三洋ははっきり言って赤の点滅ランプだ。今後上位陣が揃って敗れるなどの幸運がない限り、2位以上は難しい状況に陥った。
逆に大鵬が1敗となったことで、直接対決を残しているマクセルには自力2位以上の目が出てきた。このまま全勝で行って最終戦でも大鵬に勝てば大鵬より上に行ける。ただ靜甲が1つだけ負けてしまうと、三つ巴で3位になってしまう可能性もある。ここは靜甲には全勝してもらいつつ、マクセルも全勝しての2位狙いが現実的か。