太陽誘電 000 1000…1-5-2
Honda 010 032x…6-8-1
Honda:○西岡里恵-武藤理恵
太陽誘電:●藤田倭、森真里奈-原田のどか
(本)丸山実希子(誘)、島崎望、平林真由子(H)
(二)又吉薫(H)
【戦評】
確かに風に助けられた部分もあるが、島崎のホームランは左方向に払うようにジャストミートした芸術的な一発。打たれた藤田も決して失投ではなかった。
Hondaの西岡は昨年最後の登板が10節のシオノギ戦6-3で勝っている試合の7回に登板し、3分の2回で被安打3、2四球の3失点で同点にされノックアウト。もちろんあれがあったからこそ8回の平林のサヨナラスリーランにも繋がったのだが、しかし西岡的には散々な内容だった。
それが今年は第1節デンソー戦でリリーフ登板しデンソーの猛攻を食い止めて3回3分の2を自責点ゼロ。去年とはまるで違う西岡を予感させた上でこの日の好投によりその実力が本物であることを証明してみせた。
誘電は3点差とされた6回、無死一二塁のチャンスも走者を三塁にも進められずに終わった攻撃が痛かった。確かにクリーンナップを迎えて打っていくしかない場面だったが、1点でも取っていたらまた試合展開も変わったかも知れない。
【先発メンバー】
【Honda】
1(7):平林真由子
2(4):小川絵里加
3(5):L・ラッピン
4(9):芝崎恵梨
5(D):村上由里子
6(8):島崎望
7(3):田中清香
8(2):武藤理恵
9(6):又吉薫
FP(1):西岡里恵
【太陽誘電】
1(8):河野美里
2(5):山本晴香
3(9):丸山実希子
4(D):佐藤みなみ
5(7):岡本由香
6(2):原田のどか
7(6):遠山祐奈
8(3):佐野志津香
9(4):石濱真実
FP(1):藤田倭
【1回表:誘電~0点】
河野:三遊間左前打
山本:三前犠打(5→6→3と転送、二塁セーフ)
丸山:二ゴロ三進
佐藤:遊ゴロ
【1回裏:Honda~0点】
平林:投ゴロ
小川:死球(初球に肘カバー)
ラッピン:空振り三振(際どいハーフスイング)
芝崎:死球(2球空振り後)
村上:空振り三振
【2回裏:誘電~0点】
岡本:遊ゴロ失(ファンブル)
原田:三ゴロ併殺打(バント二回ファール後)
遠山:空振り三振
【2回表:Honda~1点】
島崎:四球(3-2から)
田中:一バント二封(佐野好プレー)
武藤:三ゴロ二進(エンドラン)
又吉:中越適時二塁打(フェンス直撃)
平林:空振り三振(ハーフスイング)
<9番又吉が完璧な当たり。フェンス直撃の先制二塁打に>
【3回表:誘電~0点】
佐野:空振り三振
石濱:遊ゴロ(スラップ)
河野:空振り三振
※2ストライク後空振り→河野の足に当たりHondaのベンチ前に転がる→ベンチの選手が取って捕手にトス→捕手武藤が一塁転送
※ボールが体に当たった時点で「ボールデッド」なので走らなかった河野が正解
【3回裏:Honda~0点】
小川:中前打(藤田の足元)
※ラッピンの1-0から二盗死
ラッピン:遊飛
芝崎:遊ゴロ失(ちょっとバウンド変わったかな)
村上:遊ゴロ失
島崎:三ゴロ
【4回表:誘電~1点】
岡本:右飛
丸山:右中間本塁打
佐藤:空振り三振
岡本:一強安
原田:中直飛
<丸山が右中間に打った瞬間にわかる完璧なホームランで同点>
【4回裏:Honda~0点】
田中:三ゴロ
武藤:中直(河野がファインプレー)
又吉:中前打
平林:二ゴロ二封(石濱が捕ってグラブでベースタッチ)
<当たっている又吉の前でこの河野の好プレーは大きかった>
【5回表:誘電~0点】
遠山:中飛
PH山城みな:二ゴロ
石濱:遊ゴロ
【5回裏:Honda~0点】
※DPの佐藤がファーストへ、代打の山城が8番の打順でOPOに
小川:左前打
ラッピン:三バント二封
芝崎:右前打(一三塁に)
村上:空振り三振
島崎:左越3点本塁打
田中:右飛
<芝崎の打球に飛びついたセカンドの石濱、わずかに及ばず>
<レフト方向へ高く舞い上がった島崎の打球はそのままフェンスの向こうへ>
<これが決勝のスリーランとなった>
<この強い風も今日はHondaに味方した>
【6回表:誘電~0点】
河野:左前打
山本:中前打
丸山:遊ゴロ三封
佐藤:見逃し三振
岡本:遊ゴロ三封
【6回裏:Honda~2点】
※投手交代、藤田→森真里奈
PH森山遥菜:三ゴロ
又吉:四球
平林:中越2点本塁打
小川:見逃し三振
ラッピン:遊内安
芝崎:
※ヒラバのホームランはおまけみたいな感じ?(笑)次はいいところで!
【7回表:誘電~0点】
原田:空振り三振
PH尾崎望良:投ゴロ
山城:一邪飛
-試合終了-
<なんといってもこの日の勝利の立役者は好投した西岡里恵。今年はようやく実力発揮か>