第52回実業団女子選手権の試合結果と簡単な感想を載せます。
詳報は後日。
＜１回戦＞
【第1試合-A：佐川急便中四国 vs. 東海理化】
佐川中四 000 00…0
東海理化 160 1x…8
（5回コールド）
【テーブルスコア】
※理化は川戸道のホームランなど序盤で大量点を奪い快勝。佐川中四国も初回から元大鵬の眞鍋友里江、元ペヤングの田中萌子の連打などで二三塁などチャンスを作ったが結局無得点に終わった。
＜田中萌子のぐるぐるまわし＞
【第2試合-A：佐川急便九州 vs. ドリーム☆ワールド】
佐川九州 200 0000…2
ドリーム 100 212x…6
【テーブルスコア】
※佐川グループの中では一番の健闘。初回の2点は4番外山美紀の2点二塁打。やっぱりバッティングセンスは抜群。小さな落合。最後はひっくり返したがドリームはひやひやの勝利。
＜小さな落合・外山美紀（佐川九州）。バッティングセンスはやっぱり抜群＞
【第3試合-A：ペヤング vs. 佐川急便関東】
ペヤング 000 47…11
佐川関東 000 00…0
（5回コールド）
【テーブルスコア】
※佐川関東は先発の薄井友美が好投で3回まで0-0の展開も最後は力尽きた。ペヤングはややエンジンのかかるのが遅れたが4回5回で打ちまくって11点。やっぱりペヤングが来るか。
＜佐川急便関東の先発薄井友美。優勝したペヤング相手に3回まで無失点は立派＞
【第4試合-A：大和電機 vs. イカイ静岡】
イカイ静岡 000 3000…3
大和電機 205 010X…8
【テーブルスコア】
※大和電機が足でかき回して8得点。イカイ静岡も4回に三門しのぶのヒットや熊谷なつ美のスクイズなどで3点を奪う健闘を見せコールド阻止。最後は先に終わっていたイカイの選手も加わって声援を送っていた。ショートの選手はいいなあと思ったら、それが若松梨沙（元東海理化）だった。
＜最後の打者になったイカイ静岡の若松梨沙。彼女たちにとってはここが一番の晴れ舞台。真剣にプレーして悔しがる彼女に感動した＞
【第1試合-B：佐川急便中部 vs. 靜甲】
＿靜甲＿ 003 2105…11
佐川中部 000 0000…0
【テーブルスコア】
※佐川グループの中では元実業団選手が唯一いない（はず）の中部だったので余計に応援したが、やっぱり靜甲には敵わなかった。しかしコールドされなかっただけでも健闘。打たれて負けたというより、守備が乱れに乱れた感じかな。
＜先発完投した佐川急便中部の島尾美穂。靜甲相手になんとかコールド回避＞
【第2試合-B：カネボウ化粧品小田原 vs. 島根三洋】
島根三洋 000 1100 0…1
カネボウ 002 0000 1…2x
【テーブルスコア】
※期待度を込めて優勝候補にした島根三洋だったのだが…。ミス続出。カネボウの2点は2死三塁からレフト前タイムリーを後逸して打った打者までホームへ。島根の延長での0点は古瀬の左飛に三走が飛び出してしまいタッチアップが遅れてホームアウト。最後のカネボウの1点もセカンドのエラー。これだけミスが続けば勝てない。古瀬、孤立無援。
＜7回表2死満塁、島根三洋久保の強烈な打球をキャッチしてビックリの投手山口紗貴。捕ったというより「入った」＞
【第3試合-B：日本精工 vs. ＹＫＫ】
ＹＫＫ 210 302…8
日精工 000 010…1
（6回コールド）
【テーブルスコア】
※エース曽根原一葉、4回まで6失点でも自責点1くらい。1、2回にセカンド吉田のエラーで3点。4回もセカンド宮村のトンネルで2点、など。日本精工は打線も調子が出てない上に守りで若さを露呈。今はどん底の状態だなあ。逆にＹＫＫは好調。特にエースの坂本佳子が躍動感あふれるピッチング。
＜完投したYKK坂本佳子。この酷暑の中、一人生き生きとしたピッチング＞
【第4試合-B：イカイ vs. 伊予銀行】
イカイ 000 0000…0
伊予銀 320 011x…7
【テーブルスコア】
※元実業団選手が楽しそうにソフトボールを続けている印象の強いイカイ。でも元レオパの山下と元ルネの益田は引退していた（山下は選手登録はしてたはずなのに引退してたらしい）。会社には残ってるのを現役と勘違いしてしまった。試合はちょっと守りのミスが多かったかな。
＜伊予銀行相手に粘投した田辺磨唯。ライナーをキャッチ＞
＜２日目の組み合わせ＞
A-1：靜甲 vs. カネボウ小田原
A-2：ＹＫＫ vs. 伊予銀行
A-3：上記の勝者対決
B-1：東海理化 vs. ドリーム☆ワールド
B-2：ペヤング vs. 大和電機
B-3：上記の勝者対決