【2013年 第15回 熊野オープン観戦記~4日目(2013.03.11)】

【2013年熊野オープンの全結果】

【4日目(2013年3月11日・月)】

<A会場(健康運動広場)>
①園田学園女子大 7-2 甲賀健康医療専門学校(4位対決)
 園田女大 202 ****…7
 甲賀医専 200 0000…2
 ※序盤に点を取った園田大が勝利も、甲賀は全体的になかなか良い試合をしていたような気がする。

②戸田中央総合病院 5-0 日立ソフトボール(3位対決)
 戸田 000 0410…5
 日立 000 0000…0
 ※若き名捕手眞鍋がファースト守ったのは御愛嬌とはいえ、若手で固めた内野陣が拙いプレーの連発だったような気がする。チラ見で申し訳ないけど。とにかく鍛え甲斐のありそうな若手たちであることは確かだ(笑)まあでも笑ってる場合ではなく、特にセカンドの森田は完璧に一本立ちしてもらわないと困る。
 ※戸田中は萩原瑠美が急成長で外野の一角を確保しそう。ジェニファーも出れば必ずヒット。今年は非常に面白いチームになるのは間違いない。
<眞鍋のファーストは珍しくもないのかな?>

<B会場(健康運動広場)>
①IPU環太平洋大学 0-6 シオノギ製薬(6位対決)
 IPU環太平洋大 000 0000…0
 シオノギ製薬 400 200x…6
 ※シオノギは最後にようやく打線がしっかりヒットを重ねて点を取ることが出来た。大学生相手ではあるのだが。

②佐川急便 5-0 鈴鹿国際大(5位対決)
 佐川急便 002 0021…5
 鈴鹿国大 000 0000…0
 ※鈴鹿もヒットを重ね足も使って攻めてはいたが残念ながら完封負け。佐川急便も最後はそれなりに格好はついたが、今ひとつパッとしない熊野オープンだった。あまりメンバーが変わっていないのは逆にいいことだと思うけど、その分それぞれが10~20%ずつレベルアップしなければ。

<くまのスタジアム>
①豊田自動織機 t7-3 トヨタ自動車(2位対決)
 豊田織機 001 0020 04…7
 トヨタ 120 0000 00…3(延長タイブレイカー9回)
 ※何とも形容のしがたいライバル強豪チーム同士の3位争い。織機がキャプテンの2度の落球があり延長のチャンスでクリーンナップの凡打の山があれば、トヨタは最後に渥美の後逸で勝ち越し点を与えたあとにエラーの鈴木美の代わりにセカンドに入っていた坂元の見事なトンネルでさらに2点献上。手の内見せないためにワザとやってるようにしか見えなかった(笑)

②太陽誘電 1-3 デンソー(1位対決)
 太陽誘電 000 0100…1
 デンソー 100 002x…3
 ※1位同士の対戦は両チームの若手投手がそこそこしっかり投げて比較的よく守ってこの時期にしてはまあまあ締まった試合。最後は春先に阿修羅のごとく打ちまくる伊藤綾香の決勝ツーランで決まり。
 ※最終回、代打丸本がフルスイングすると打球はバットの先に当たってサードの前に。サード野木が捕ろうとすると、もの凄いスピンがかかって三塁線からショートの前まで急カーブしながら転がっていき内野安打。あの打ち方をマスターすれば丸本は10割打てる(笑)

<11年目のベテラン増山は今日は本職センターに。昨日センターを守った中岡が右中間で寝転がっていたことと関係あるのかどうかは今のところ不明>

<昨日の記事で絶賛した誘電の新人青木(上)だがちょっと褒めすぎたかな。ファーストレギュラーとして出続けるならチェンジアップに対応するのが喫緊の課題。高卒新人としてはデンソーの巽(たつみ、下)が別格の感あり。すでにセカンドのレギュラーは確保か。織機1年目の高坂並に安心してみていられる>

<「春先」の伊藤綾香は誰も抑えられない>

<熊野市営球場>
①富士大 1-4 靜甲(7位対決)
 富士大 001 0000…1
 靜 甲 000 400x…4
 ※富士大に先制されたがなんとかワンチャンスで逆転勝利の靜甲。今年は東海学園大出の新人投手、勢村が十分使えそうなのと、野手の新人もそれぞれ守りは期待できるので良い戦いが出来そう。


【最終順位】
1位:デンソー
2位:太陽誘電
3位:豊田自動織機
4位:トヨタ自動車
5位:戸田中央総合病院
6位:日立ソフトボール
7位:園田学園女子大
8位:甲賀健康医療専門学校
9位:佐川急便
10位:鈴鹿国際大
11位:シオノギ製薬
12位:IPU環太平洋大
13位:靜甲
14位:富士大

【最終成績(同率の場合は直接対決および失点数で決定】
【Aグループ】
1位:デンソー(5勝1敗)
2位:豊田自動織機(5勝1敗)
3位:戸田中央総合病院(4勝1敗1分)
4位:園田学園女子大(2勝3敗1分)
5位:佐川急便(1勝4敗1分)
6位:IPU環太平洋大学(1勝4敗1分)
7位:靜甲(1勝5敗)

【Bグループ】
1位:太陽誘電(6勝0敗)
2位:トヨタ自動車(5勝1敗)
3位:日立ソフトボール(4勝2敗)
4位:甲賀健康医療専門学校(2勝4敗)
5位:鈴鹿国際大(2勝4敗)
6位:シオノギ製薬(2勝4敗)
7位:富士大学(0勝6敗)


 決勝が行われていたスタジアム上空をヒメアマツバメが通り過ぎていきました。

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