大垣ミナモ 000 0000…0-4-0
シオノギ製薬 010 102x…4-7-0
大垣ミナモ:●エレン・ロバーツ、竹原由菜 - 平川穂波
シオノギ製薬:○池田美樹、重藤恵理佳 - 竹林綾香
(本):古藤優実、數原顕子②(シ)
(三):
(二):川端めぐみ、谷口敏子(ミ)
【戦評】
クラブチームとして日本リーグに初参戦したチーム、大垣ミナモの記念すべき初戦であったが、相手は実業団チームとして最古参のシオノギ製薬、投打ともに格の違いを見せつけた貫録勝ちだった。
ただミナモには外国人投手も二人加わったし、逆に三宅美咲という中心選手が抜けたシオノギだったので、ここまであっさりとシオノギが完勝するとは試合前は正直思わなかった。が、よく考えてみると、池田美樹も重藤恵理佳もいい投手だし、リードするのが竹林綾香なんだから0点で抑えてしまうのは想定の範囲内か。それに得点は全てホームランだったが、打ったのが古藤優実と數原顕子と、どちらも代表クラスの選手だし打っても当然。移籍の竹林にもホームラン性の飛球があったし、この日は出なかった宇野有加里という強打者も加わったし、よく考えなくても、今年のシオノギは強いチームだった。
敗れたミナモは選手もベンチもファンも「勝てるかもしれない」と思っていたはずなので、この敗戦は「そんなに甘くなかったか~」と考え直すきっかけになったはず。特に打つ方に関してはこの日に関しては残念ながら「2部のチーム」のままだったので、次以降に「打てる選手を固める」とか打順も含めていろいろ考え直してくるはず。
試合展開としては2点差の5回1死三塁の場面で1点でも入っていたら面白い試合になったはずなのだが、9番の和島に打たせて無得点。個人的にはあそこは代打竹原で勝負をかけて欲しかったが、リリーフ登板が予定されていたので出番がなかったか。
【試合詳細】
【大垣ミナモ~スタメン】
1(8):兼益明日香
2(4):倉根沙枝→(打)柳田優香→(再走/4)倉根沙枝
3(5):今川瑞希
4(2):平川穂波
5(D):松井陽日
6(7):川端めぐみ
7(3):谷口敏子→(走)鈴木かや→(再3)谷口敏子
8(9):田島萌愛→(打)奥あかね→(再9)田島萌愛
9(6):和島野乃香
FP(1):エレン・ロバーツ→(1)竹原由菜
【シオノギ製薬~スタメン】
1(7):豊村未来
2(D):大西朱音
3(3):長平雅→(走)白石穂花→(再3)長平雅
4(8):數原顕子
5(9):金子沙耶
6(2):竹林綾香
7(5):古藤優実
8(4):亀井愛梨→(打)加藤愛夢→(再4)亀井愛梨
9(6):横野聖奈
FP(1):池田美樹→(1)重藤恵理佳
【1回表:大垣ミナモ~0点】
兼益:空振り三振
倉根:捕邪飛
今川:空振り三振
【1回裏:シオノギ製薬~0点】
豊村:二ゴロ
大西:右前打(クリーン)
長平:左前打(クリーン)
數原:中飛(大きな当たり、タッチアップで二三塁)
金子:空振り三振
【2回表:大垣ミナモ~0点】
平川:捕飛ゴロ(止めたバット)
松井:空振り三振(外の高め)
川畑:中越フェンス直撃二塁打
谷口:四球
田島:見逃し三振
【2回裏:シオノギ製薬~1点】
竹林:遊ゴロ
古藤:中越本塁打
亀井:空振り三振
横野:一二塁間右前打(クリーン)
※豊村の打席で横野が二盗失敗
【3回表:大垣ミナモ~0点】
和島:三邪飛
兼益:空振り三振
倉根:三邪飛
【3回裏:シオノギ製薬~0点】
豊村:二ゴロ(初球)
大西:空振り三振
長平:中飛
【4回表:大垣ミナモ~0点】
今川:空振り三振
平川:右前打
松井:空振り三振(3-2から平川が何度も走り、三振時に二盗)
川端:遊邪飛
【4回裏:シオノギ製薬~1点】
數原:右越本塁打
金子:投ゴロ
竹林:右飛(フェンス際)
古藤:右前打
加藤(打←亀井):空振り三振
※亀井が再出場
【5回表:大垣ミナモ~0点】
谷口:左中間エンタイトル二塁打
※代走に鈴木
奥(打←田島):投犠打(走者三塁)
和島:二飛(ツマリ)
兼益:空振り三振
※谷口、田島が再出場
【5回裏:シオノギ製薬~0点】
横野:セフティバント捕邪飛
豊村:二ゴロ
大西:見逃し三振
【6回表:大垣ミナモ~0点】
柳田(打←倉根):中前ポテン安打
※代走に倉根が再出場
今川:スラップゴロ・二度打ちアウト(打った後にバウンドした打球が持っていたバットに当たる)
平川:空振り三振
松井:空振り三振
【6回裏:シオノギ製薬~2点】
長平:四球
數原:左越2点本塁打
※ミナモは投手交代、ロバーツ→竹原
金子:二ゴロ
竹林:投ゴロ
古藤:空振り三振
【7回表:大垣ミナモ~0点】
川端:空振り三振
谷口:投ゴロ
田島:右飛
【試合終了】