豊田自動織機 000 0000…0-1-0
トヨタ自動車 110 110x…4-9-0
豊田自動織機:●海部栞菜、河澄星菜 - 永溝早紀
トヨタ自動車:○モニカ・アボット - 峰幸代
(本):峰幸代(ト)
(三):古澤春菜(ト)
(二):長﨑望未(ト)
【戦評】
織機は3回、先頭の横野涼がアウトコースに振り遅れながらもレフトの前にポトりと落とすヒットを放ったが、結局ヒットはこの1本のみで、しかも無四死球でエラーもなし。今日のアボットの出来からすれば、まあ完全試合を食らわなくて良かったと諦めた方がいいくらいか。
トヨタの得点は長﨑の2本のタイムリーと峰の本塁打を含む2打点。とにかく織機は長﨑に良いところでよく打たれる。というか、必ず打たれる。まあ長﨑なんだから打つのは当たり前なのだが、それでもあまりにも簡単に打たれすぎている(ように思える)。最初の打席も四球、犠打の1死二塁から、最初のストライクをあっさりとタイムリー二塁打。初回にあれだと、やっぱり全体的にシュンと萎えてしまう。あそこで試合が決まるくらいの気持ちで、もっと慎重に必死に攻めてほしかった。デッドボールに当たりたがりの打者なんだし、それならあそこはぶつけちゃってもいい場面ではなかったか。
良いところのまるでなかった2018年初戦の織機の試合だったが、唯一の光明は新外国人選手、カーティス・メリットか。2回の打席で最初に空振りしたスイングがアボットの剛速球に対してタイミングばっちり。最後は全く力負けせずにライトに弾丸ライナー。次の打席の空振り三振も凄いスイングしていたし、さすが織機。獲得する外国人選手だけは絶対にハズさない。
【試合詳細】
【豊田自動織機~スタメン】
1(3):洲鎌夏子
2(6):髙坂香月
3(4):中森菜摘
4(5):佐藤光紗
5(8):カースティ・メリット
6(2):永溝早紀
7(9):横野涼
8(D):ケイラニ・リケッツ
9(7):山科麻由佳→(打)宮本愛里→(7)村上ほのか
FP(1):海部栞菜→(1)河澄星菜
【トヨタ自動車~スタメン】
1(D):アリソン・アギュラー→(走)鎌田優希→(打)塚本智名
2(5):鈴木鮎美→(走)伊波菜々→(再5)鈴木鮎美
3(9):長﨑望未
4(8):山崎早紀
5(4):坂元令奈
6(6):渥美万奈
7(7):古澤春菜
8(2):峰幸代
9(3):山下りら
FP(1):モニカ・アボット
【1回表:豊田自動織機~0点】
洲鎌:中飛(カウント3-0から3-2になり)
髙坂:空振り三振(スラップ、ハーフ)
中森:空振り三振
【1回裏:トヨタ自動車~1点】
アリソン:四球
鈴木:一前犠打
長﨑:左中間・適時エンタイトル二塁打
山崎:(暴投三進)遊飛(チェンジアップ)
坂元:四球(満塁)
古澤:空振り三振(3-2から) (カウント2-2後に古澤がバッターボックスから出かけるも、球審に注意されて戻る。出ていればペナルティ三振だったのだが)
【2回表:豊田自動織機~0点】
佐藤:二飛
カーティス:右直(ジャストミート)
永溝:空振り三振
【2回裏:トヨタ自動車~1点】
峰:中越本塁打
山下:二ゴロ
アリソン:見逃し三振
鈴木:中前打
長﨑:一二塁間右前打
※二塁代走に伊波
山崎:投飛(ツマリ)
※伊波に代わり鈴木が再出場
【3回表:豊田自動織機~0点】
横野:左前打(振り遅れながらレフト線に落とす)
リケッツ:空振り三振
山科:空振り三振
洲鎌:空振り三振
【3回裏:トヨタ自動車~0点】
坂元:投強襲・三ゴロ(海部のグラブを弾いた打球を佐藤が素早く処理)
渥美:遊ゴロ
古澤:三遊間・遊ゴロ(三遊間深いところ)
峰:三ゴロ
【4回表:豊田自動織機~0点】
髙坂:遊ゴロ(スラップ)
中森:三ゴロ
佐藤:左飛
【4回裏:トヨタ自動車~1点】
山下:二左内安(中森ダイビングでファインプレーも一塁間一髪)
※山下が二盗 アリソン:四球(一二塁)
※一塁代走に鎌田
鈴木:一犠打
長﨑:左前適時打
山崎:(パスボールで二三塁)空振り三振
坂元:遊ゴロ
【5回表:豊田自動織機~0点】
カーティス:空振り三振
永溝:空振り三振(ハーフスイング)
横野:三ゴロ
【5回裏:トヨタ自動車~1点】
渥美:投ゴロ
古澤:右越三塁打
※織機は投手が河澄に交替
峰:左前適時打
山下:中飛(浅い)
※テンポラリー走者に山下
※山下が二盗で二三塁
塚本(打←鎌田):一半邪直
【6回表:豊田自動織機~0点】
リケッツ:空振り三振
宮本(打←山科):空振り三振
洲鎌:中飛
※代打の宮本に代わりレフトに村上
【6回裏:トヨタ自動車~0点】
鈴木:右飛
長﨑:空振り三振
山崎:四球(3-2から)
坂元:左邪飛
【7回表:豊田自動織機~0点】
髙坂:左飛(スラップ)
中森:投ゴロ
佐藤:遊飛
【試合終了】