さていよいよ今週末からソフトボール日本リーグが再開されます。
今年は上位争いも下位争いも稀に見る大混戦なので、1日1日の結果が楽しみでなりません。
会場は北から神奈川県秦野市、長野県伊那市、愛知県安城市の3カ所ですが、このうち安城市の会場は珍しい「ソフトボール専用球場」。
かつては毎年のようにリーグも開催されていましたが(靜甲が1部初試合を戦ったのもここ)、2008年第6節を最後に開催されていません。その間にデンソー・ブライトペガサスが刈谷市から安城市に本拠地を引っ越し、球場のリニューアルも行われて、今年10年ぶりに日本リーグが開催される運びとなりました。
さらに来年からは「全日本大学女子ソフトボール選手権大会(インカレ)」のメイン会場がここ安城運動公園に、少なくとも今後4年間は固定されることも決まっているようです。
安城は第5回愛知国体のソフトボール会場でもあったので、今後は愛知県内でもソフトボールの盛んな街になっていくでしょうね。
ただリニューアルされて電光掲示板なんかはとても立派になってはいるのですが、改善されていない部分も結構あるように思います。
そのあたりも含めて、7月1日に行われた「安城ソフトボールフェスタ(デンソー vs トヨタ自動車のこけら落とし記念試合)」を振り返りながら安城ソフトボール場の紹介をしようと思います。
<安城ソフトボール専用球場の、気になる点>
●リニューアルとか言っても、実はそんなに変わっていない(笑)
→確かに電光掲示板は立派だったけど、最初に球場に入って「あれ?どこが変わったの?」と思ってしまった。
●屋根がどこにもない。
→これも改善されなかった点。正直、球場のどこにも屋根がないと、雨が降ってきたら厳しいな。
●観戦スタンドが、バックネット裏から外野方向へと段階的に下がっているので死角が多い。場所によってはバッターが見えない。
→これも改善されなかった部分。要するにスタンド部分はほぼ何も変わってない。とても見にくい。
●そもそもスタンドが狭い。
→一三塁側の内野席を盛り上げて席を増やすかなと思ったら、全く変わってなかった。
●真後ろに体育館があってファールボールが屋根に乗ってしまう。
→この試合もファールボールが屋根に乗ってしまった。
●写真を撮れる場所がほとんどない。
→以前は一三塁側の端の方のネットが低かったのでそこからなんとか撮影できたが、ネットが高く頑丈になって不可能に。グランドレベルでも撮影スペースはないはず。ここはカメラマン泣かせの球場。
●駐車場が狭い
→安城ソフトボールフェスタの時ですら満車。総合公園なので土日は他にも競技があるし、電車での来場をお願いします。
<安城ソフトボール専用球場、よかった点>
●外野スタンドがある。
→これはもちろん以前からあったのですが、やはり外野スタンドがある球場が格好いいですね。それに内野から試合を見にくい分、外野席からのんびり見るのは気持ちがいい球場。
●グランドが綺麗。
→観戦スタンドは不満が多いけど、やはり選手にとって一番大事なグランドが芝生も張り直されて綺麗なのが一番か。
●電光掲示板が非常に立派。
→オーロラビジョンになってるんだけど、はっきり言って、これにお金をかけすぎただろ(笑)
●体育館の屋根には意外と簡単に上がれる。
→屋根にボールが乗っかってしまったけど、意外と簡単に取れた(笑)
こんなところでしょうか。
~安城ソフトボールフェスタからのひとこま~