【2017年新人賞について】
2017年春先の熊野オープン、その年初めての観戦が太陽誘電の試合で、その試合で中溝を見た時点から「今年の新人賞は中溝で決まり」と思っていた。
太陽誘電は使うと決めたらとことん使うから、中溝も1年間チャンスを与え続けられるだろうという理由が第一だが、プレーもとても高校生(その時点で)とは思えない内容でその大方の予想通りの新人賞獲得だった。
全イニングショートを守って2失策という守備内容は見事の一言だが、打撃内容に関しては少しだけ物足りない。長打が本塁打の1本だけで二塁打もなしだったので、ここは今後一つからを破ってもらいたい。ただヒットが付かない場面でもチーム打撃に徹して何度も結果を残していたので、残した数字以上には打つ方でも十分貢献したのは間違いない。
新人賞はこの誘電の中溝で文句はないが、もう一人、ビックカメラ高崎の藤本麗も新人賞に匹敵する結果。
何より1年間セカンドを守って90の守備機会で1失策というのは驚愕。
個人的には「特別賞」を上げたいと思う。
☆☆新人賞・中溝優生(遊、太陽誘電)☆☆
(22試合、打率0.229、63打席、11安打、 2打点、0二塁打、0三塁打、1本塁打、52守備機会、2失策)
☆☆銀猫特別賞・藤本麗(二、ビックカメラ高崎)☆☆
(22試合、打率0.217、55打席、10安打、 0打点、1二塁打、0三塁打、0本塁打、90守備機会、1失策)
~2008年以降の新人賞受賞選手の成績~
●2016・長谷川優理(遊、戸田中央総合病院)
(20試合、打率0.203、64打席、11安打、 7打点、2二塁打、0三塁打、4本塁打、76守備機会、2失策)
●2015・那須千春(遊、日立)
(22試合、打率0.394、74打席、26安打、16打点、2二塁打、0三塁打、7本塁打、93守備機会、4失策、OPS=1.15)
●2014・山本葵衣(D、ペヤング)☆☆
(22試合、打率0.258、71打席、17安打、10打点、2二塁、0三塁、2本塁; 0守備機会、0失策、OPS=0.689)
●2013・知久幸未(中、トヨタ自動車)
(22試合、打率0.349、70打席、22安打、15打点、4二塁、0三塁、3本塁; 8守備機会、0失策)
●2012・村井美保(三、戸田中央総合病院)
(22試合、打率0.204、57打席、11安打、 3打点、4二塁、0三塁、0本塁; 90守備機会、4失策)
●2011・長﨑望未(中、トヨタ自動車)
(20試合、打率0.353、72打席、24安打、22打点、2二塁、0三塁、5本塁; 14守備機会、0失策)
●2010・小柳薫(一、豊田自動織機)
(22試合、打率0.302、62打席、16安打、13打点、6二塁、1三塁、1本塁;132守備機会、0失策)
●2009・加藤恵理(三、Honda)
(21試合、打率0.250、61打席、14安打、 5打点、5二塁、1三塁、1本塁; 68守備機会、1失策)
●2008・内田千恵美(中、戸田中央総合病院)
(22試合、打率0.250、70打席、16安打、 9打点、2二塁、0三塁、2本塁;140守備機会、1失策)
<2016年度の新人選手打撃成績(所属は最後の項目に記載)>
【OPS ~ トップ10選手(20打席以上、8選手のみ)】
0.625(42) 堤加菜子(トヨタ自動車)
0.624(63) 中溝優生(太陽誘電)
0.519(55) 藤本麗(ビックカメラ高崎)
0.445(35) 立川夏波(SGホールディングス)
0.416(26) 高橋亜珠美(戸田中央総合病院)
0.407(62) 松成あゆみ(伊予銀行)
0.320(61) 松田愛実(日本精工)
0.317(29) 中村光里(SGホールディングス)
【出塁率 ~ トップ10選手(20打席以上)】
0.333(63) 中溝優生
0.282(42) 堤加菜子
0.280(55) 藤本麗
0.273(35) 立川夏波
0.220(61) 松田愛実
0.218(62) 松成あゆみ
0.208(26) 高橋亜珠美
0.192(29) 中村光里
【打率 ~ トップ10選手(20打席以上)】
0.229(63) 中溝優生
0.229(42) 堤加菜子
0.217(55) 藤本麗
0.208(26) 高橋亜珠美
0.189(62) 松成あゆみ
0.172(35) 立川夏波
0.125(29) 中村光里
0.080(61) 松田愛実
【安打数~(安打を放った全選手)】
11 中溝優生
10 松成あゆみ
10 藤本麗
8 堤加菜子
5 立川夏波
5 高橋亜珠美
5 榎本千波
5 金江爽友
5 戸村美紅
4 松田愛実
3 中村光里
3 蟹沢夏帆
2 穐山奈央
2 田井亜加音
2 大畑成美
2 甲山采伽
2 上村麗
1 児嶋優
1 谷本奈々
1 若林舞
1 宮本実侑
1 富本凛子
1 吉田愛純
1 川井菜月
【本塁打】
1 中溝優生
1 堤加菜子
1 若林舞
【三塁打】
1 大畑成美
【二塁打】
1 大畑成美
1 堤加菜子
1 藤本麗
1 榎本千波
1 金江爽友
1 戸村美紅
1 松田愛実
1 宮本実侑
【打点 】
7 堤加菜子
3 松成あゆみ
2 中溝優生
2 若林舞
2 児嶋優
1 榎本千波
1 松田愛実
1 宮本実侑
1 立川夏波
1 高橋亜珠美
1 中村光里
【四球】
5 松田愛実
3 榎本千波
3 立川夏波
3 藤本麗
2 松成あゆみ
2 中溝優生
2 金江爽友
1 中村光里
1 戸村美紅
1 穐山奈央
1 松本由佳
【三振~ ワースト10】
14 中溝優生
12 松成あゆみ
11 立川夏波
10 松田愛実
7 藤本麗
7 中村光里
6 堤加菜子
6 浅石彩菜
5 高橋亜珠美
4 穐山奈央
4 谷口みなみ
【犠打】
7 松成あゆみ
6 中溝優生
5 藤本麗
3 中村光里
3 堤加菜子
2 立川夏波
2 松田愛実
2 高橋亜珠美
1 榎本千波
1 吉田愛純
1 高原侑里
1 櫻井冴香
【犠飛】
1 中溝優生
1 堤加菜子
【盗塁】
4 蟹沢夏帆
3 藤本麗
3 吉田愛純
3 高原侑里
3 金江爽友
2 堤加菜子
2 高橋亜珠美
1 松成あゆみ
1 榎本千波
1 穐山奈央
1 大畑成美
【打席数(試合数)~打席に立たなかった投手を除く全野手登録選手】
62(22) 松成あゆみ(伊予銀行)
61(22) 松田愛実(日本精工)
63(22) 中溝優生(太陽誘電)
55(22) 藤本麗(ビックカメラ高崎)
42(20) 堤加菜子(トヨタ自動車)
35(18) 立川夏波(SGホールディングス)
26(18) 高橋亜珠美(戸田中央総合病院)
29(16) 中村光里(SGホールディングス)
22(10) 榎本千波(デンソー)
15(17) 穐山奈央(日本精工)
14(11) 戸村美紅(シオノギ製薬)
14(14) 金江爽友(豊田自動織機)
12(12) 浅石彩菜(伊予銀行)
12( 9) 児嶋優(シオノギ製薬)
10(14) 谷本奈々(シオノギ製薬)
9( 6) 田井亜加音(豊田自動織機)
8(11) 大畑成美(Honda)
7( 8) 甲山采伽(戸田中央総合病院)
7(16) 蟹沢夏帆(Honda)
6( 6) 上村麗(戸田中央総合病院)
5( 4) 若林舞(伊予銀行)
4(16) 宮本実侑(ビックカメラ高崎)
4( 4) 谷口みなみ(日本精工)
4( 4) 富本凛子(トヨタ自動車)
3( 6) 釣春香(SGホールディングス)
4( 5) 松本由佳(戸田中央総合病院)
4( 3) 甲野紋加(デンソー)
3( 14) 吉田愛純(伊予銀行)
2(10) 川井菜月(ビックカメラ高崎)
3( 8) 松本怜奈(日立)
2(17) 高原侑里(戸田中央総合病院)
1(11) 渡邉瑞貴(Honda)
1( 2) 小宮円(戸田中央総合病院)
1( 2) 高橋綾子(Honda)
1( 2) 巽飛香瑠(シオノギ製薬)
1( 1) 関口裕美子(日立)
1( 1) 上田奈々子(デンソー)
1( 1) 佐竹紫乃(太陽誘電)
1( 1) 上田爽樺(SGホールディングス)
1( 6) 櫻井冴香(戸田中央総合病院)
0( 2) 三輪さくら(トヨタ自動車)
0( 1) 須藤志歩(豊田自動織機)
0( 0) 國井瞳(豊田自動織機)