※スコアは全試合つけましたが、テーブルスコアにまとめるのは後日になります。※
【1位対決:大垣ミナモ vs. 日本精工】
大垣ミナモ
030 0000…3
001 0100…2
日本精工
大垣ミナモ:○エレン・ロバーツ - 平川穂波
日本精工:●濱地沙歩、藤嶋涼菜 - 鬼澤麻純
(本):
(三):和島野乃香、今川瑞希(ミ)
(二):
【テーブルスコア】
【戦評】
日本精工の先発、濱地沙歩に対し、大垣ミナモは初回に無死から和島野乃香。平川穂波が連打、田島萌愛が送ってナディア・ティラーが死球で満塁とするも後続が倒れて無得点。
2回、ミナモはさらに濱地を攻め、無死からの連続四死球と投ゴロ三封で1死一二塁とすると、日本精工はここでエースの藤嶋涼菜が登板。しかし代わった藤嶋に対し、和島が左中間を深々と破る2点三塁打、平川も右前打と続いて3点を先制する。
日本精工はミナモの先発エレン・ロバートに対して3回に西岡彩乃が1死二塁からレフトにタイムリーヒット。5回にも2死三塁から西岡がセフティバントヒットのタイムリーを決めて1点差に迫る。
そして最終回、松田愛実の死球と穐山奈央のヒット、松尾ほの華の二ゴロで1死二三塁と一打逆転のチャンスを作るも、後続が倒れてゲームセット。
勝ったミナモは翌日の優勝決定戦へ、負けた日本精工は2位同士の勝者、大和電機工業との敗者復活戦へまわることになった。
【2位対決:大和電機工業 vs. 東海理化】
大和電機工業
100 0010…2
100 0000…1
東海理化
大和電機工業:○北山柚花 - 岡村香織
東海理化:●永谷真衣 - 朝田雅音
(本):
(三):
(二):岡村香織(大)、藤木未来(理)
【テーブルスコア】
【戦評】
とにかくこの日は台風の影響で強風が吹き荒れ、その影響でこの試合もフライの落球やポテンヒット、それに釣られてか走塁ミスが相次いだ。しかし両チームの投手が好投し、大荒れながらも試合は僅差となった。
大和電機工業は1回表、山元麻莉絵、新田和音の連打の後に岡村香織が二塁打を放って先制。同点で迎えた6回には2死一二塁から、車亜希子がツマリながらもレフト前に落とすタイムリーを放って決勝点を挙げた。
東海理化は1回表に1点を奪われたその裏すぐにに穴見里織がセンターへタイムリーを放って同点に追いついたものの得点はその1点のみ。5回にも3安打で満塁のチャンスをつくるなど、チャンスは多かったが後1本が出ず。前日練習で主軸の百瀬篠が怪我をしてしまい出られなかったのも痛かった。
勝った大和電機工業は昨年に引き続き総合3位以上が確定。負けた東海理化はセクション3位対決の勝者、Dream Citrineとの愛知決戦となった。
【3位対決:平林金属 vs. Dream Citrine】
平林金属
000 0001…1
000 0030…3
Dream Citrine
平林金属:●中村絢夏、岡崎栞菜 - 弦田彩加
Dream Citrine:○松本菜摘 - 林佑奈
(本):
(三):
(二):酒井美咲(平)
【テーブルスコア】
【戦評】
平林金属の中村絢夏、Dream Citrineの松本菜摘、両投手が好投し試合は0-0のまま5回を終了。
迎えた6回裏、ここまで2安打に抑えられていた中村に対し、先頭の宮本星南が四球を選ぶと続く好川真子の併殺コースのショートゴロで二封を狙ったショート酒井美咲が二塁へ悪送球してしまい一三塁に、そして好川がすぐに二盗して二三塁となる。続く西畑安美は投ゴロに倒れたものの3番曽木成美のやや当たり損ねのサードゴロ(エンドランではない)で三走が本塁を狙い、サードの前田亜美が送球するもセーフになる野選。続く森光眞子に四球を与え満塁となった時点で投手が岡崎栞菜に代わるも、青野可奈がレフトオーバーの2点タイムリーヒット(単打)を放って貴重な3点を奪った。
平林金属は最終回、酒井美咲のセンターへのヒットとエラーで絡んでようやく1点を奪ったがその1点どまり。好投の投手陣を野手陣が救えなかった。
勝ったDream Citrineは4位を目指して東海理化と対戦。負けた平林金属はYKKと6,7位を争う。
【4位対決:YKK vs. takagi北九州】
YKK
240 0010…7
002 4000…6
takagi北九州
YKK:古川由乃、川尻いずみ、○古川由乃 - 青木千秋
takagi北九州:小林咲嬉、●福本真樹 - 増田みゆき
(本):大内麻里奈(Y)、有吉萌々子、高山美蓉子(t北)
(三):飯野志保(Y)
(二):山根美優(Y)、畠田奈実(t北)
【テーブルスコア】
【戦評】
勝てば来年の2部残留が決まる大事な一戦は、暴風吹き荒れる中での乱打戦をYKKが制した。
YKKは初回、先頭の宮坂佑希のヒットからチャンスを広げ、大内麻里奈のタイムリー、青木千秋のエンドランで2点を先制。続く2回には山根美優の平凡なフライが風に大いに流されて最後はセンターの増山由梨がダイビングキャッチをしたが着地の衝撃で落球。ここからチャンスを広げ、馬場捺夕の犠打と宮坂佑希のヒットで一三塁としたあと、飯野志保がライトオーバーの2点タイムリー三塁打。さらに2死後には4番の大内麻里奈がレフトに風にも乗せて豪快に放り込み、takagi北九州のエース小林咲嬉から序盤で6を奪う。
これでほぼ勝利はありと思ったがここから地元takagi北九州も大応援団に応えて反撃。
まず3回裏、山根悠夏のヒットのあとに有吉萌々子がライナーで左中間に突き刺して2点。続く4回には、この回から代わったYKKの川尻いずみに対し、畠田奈実の二塁打から始まり増田みゆきのレフト前タイムリーで1点、続く高山美蓉子が風に乗せるツーランをレフトに放り込んで1点差に。さらにリエントリーの古川由乃に対しても内野安打と3四球(故意四球1つ含む)を浴びせて1点を奪いついに同点に追いつく。
試合の展開としては次に1点をどちらが奪うかだったが、奪ったのはYKK。3回途中、6失点後にリリーフしその後無失点と好投していたtakagi北九州の福本真樹に対し、6回表、山根美優が三遊間突破、馬場捺夕がスラップでサード前、宮坂佑希が二遊間突破と、渋いゴロのヒットを集めて無死満塁とすると、飯野志保のサードへのゴロで三走の山根が還りこれが決勝点に。
takagi北九州も4~6回とヒットで走者を出したが、再登板のYKK古川由乃の好投もあって得点できず。念願の2部残留は明日へ持ち越しとなった。
【5位対決:靜甲 vs.厚木SC 】
靜甲
101 0000…2
000 0003…3
厚木SC
靜甲:渡部恵里花、●清水琴乃 - 中尾萌
厚木SC:古屋英恵、○矢作実緒 - 前川汀紗、本田渚沙
(本):
(三):
(二):八鍬あゆみ(靜)、宍戸友利恵、遠藤千夏(厚)
【テーブルスコア】
【戦評】
負ければ来年の3部スタートが決まる大事な1戦は思いもよらぬ幕切れとなった。
序盤は完全に靜甲ペース。。靜甲は初回に2四球後に5番米倉綾香がゴロでセンターへ運んであっさりと先制。3回には八鍬あゆみの右中間エンタイトル二塁打、櫻井円香のスラップ内野安打、鹿目真実のライトへのライナーの犠飛で1点を追加する。
厚木SCは初回に先頭の大場彩香がヒット、3回には2死から宍戸友利恵がレフトオーバーのエンタイトル二塁打を放つも無得点。4回には遠藤千夏の右中間エンタイトル二塁打と根本実佳のヒットで一三塁とチャンスを作るも、エンドランが空振り三振で三走も挟殺されて無得点。
厚木SCは確かにチャンスは多く作ったが最後は靜甲の守りに阻まれ得点できず、結局このまま終わるだろうと思った7回に奇跡がおきる。
まず先頭の根本実佳がヒットで出ると続く代打の長瀬あか里がツマリながらもセンターへのヒットで一二塁。1死後、代打の吉田純夏が初球をセンターに運ぶタイムリーで1点差とすると、2死後に宍戸友利恵がユニフォームをかする死球をもらって満塁に。ここで打席に入った松尾奈月にはボールが続いてカウントは3-0に。このカウントで打って出た松尾の打球はレフト線ギリギリに落ちるヒットとなり、一気に走者二人が生還し、劇的なサヨナラ勝利となった。
厚木SCの勝利の立役者は、もちろん2死満塁カウント3-0から果敢に打って出て逆転サヨナラ打を放った松尾奈月だが、2点を奪われたあと3回途中からリリーフして無失点に抑えた矢作実緒ももう一人のヒロイン。靜甲はこの矢作から追加点を奪えなかったのが結局は大きく響いた。
【6位対決:ペヤング vs.花王コスメ小田原 】
ペヤング
000 0003…3
100 400x…5
花王コスメ小田原
ペヤング:●川添恵 - 清水菜々子
花王コスメ小田原:○山賀緋那子 - 本田菜緒子
(本):
(三):
(二):小森真央②(ペ)、安達佳歩、棚原栞、深江由樹(花)
【テーブルスコア】
【戦評】
あとで
【7位対決:日本ウェルネススポーツ大学 vs. ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校】
日本ウェルネススポーツ大学
100 0001…2
012 132x…9
ルネス紅葉柔整専門学校
日本ウェルネススポーツ大学:●河内愛葉 - 浅野優果
ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校:○大依春奈、桂彩花、竹口舞、大藤詩歩 - 白井萌恵
(本):
(三):
(二):栗原のり子、植木千晴(ウ)、桂彩花、平田野乃佳、岡田里菜、大藤詩歩、白井萌恵(ル)
【テーブルスコア】
【戦評】
あとで