【打撃と守備に関するベスト・ワースト10~2010年1部リーグ】

【打撃と守備に関するベスト・ワースト10~2010年1部リーグ】

投手に続き、打撃と守備に関するランキングを。
ランクの基準にした打席数や守備機会はそれぞれの項目毎に注記してあります。

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【失策数(ワースト10)】
 ※かっこ内は守備機会
8( 85)  梅村麻弥(遊撃・佐川急便)
8( 50)  加藤恵理(遊撃・Honda)
7(103)  杉本夏子(遊撃・シオノギ製薬)
5( 80)  森田まゆ(遊撃・大鵬薬品)
5( 77)  山本優(三塁・ルネサス高崎)
5( 73)  佐藤光紗(三塁・大鵬薬品)
5( 13)  K・バークハート(投手・豊田自動織機)
4(167)  内田千恵美(一塁・戸田中央総合病院)
4(144)  今泉早智(二塁・戸田中央総合病院)
4(113)  溝江香澄(二塁・日立ソフトウェア)
4( 76)  松本尚子(遊撃・デンソー)
4( 52)  又吉薫(遊撃・Honda)
 ※梅村は最終戦で1試合3失策くらいしたのを目の当たりにした。いい選手なのだがもう少し楽なポジションを守らせて打たせたい
 ※昨季に続き2年連続失策王の加藤。梅村と並んだが守備機会からすると今年もNo.1か
 ※ただベスト10の中に遊撃手が6人。厳しいポジションだ

 

【ワースト守備率~守備機会(刺殺+捕殺+失策)≧10の選手)】
 ※かっこ内は守備機会
0.615(13)  K・バークハート(投手・豊田自動織機)
0.800(15)  M・アボット(投手・トヨタ自動車)
0.800(10)  松下友里(外野・佐川急便)
0.840(50)  加藤恵里(遊撃・佐川急便)
0.857(21)  丸山実希子(左翼・太陽誘電)
0.857(14)  安福智(投手・シオノギ製薬)
0.875(16)  芝崎恵梨(右翼・Honda)
0.895(19)  坪田佳奈(二塁・シオノギ製薬)
0.900(10)  宗利美保(三塁・佐川急便)
0.906(85)  梅村麻弥(遊撃・佐川急便)
 ※ダントツで守備率の悪いバークハート。投ゴロの約半分がエラーという、もはやここまで来るとギャグ?ただ今年の終盤にはかなり克服していた。努力したのだろう
 ※ただ守備機会や失策数を総括すると、今年のワーストは加藤、梅村の遊撃コンビということになろうか

 

【守備率10割選手~守備機会30回以上の選手について】
 ※かっこ内は守備機会
<捕手で守備率10割>
(195)  渡邊華月(トヨタ自動車)
(148)  J・トッピング(豊田自動織機)
(125)  竹林綾香(デンソー)
( 96)  L・ルプネッティ(Honda)
( 40)  高井佑実(戸田中央総合病院)
( 39)  橋元春華(シオノギ製薬)
 ※レギュラークラスの捕手6人が守備率10割
 ※パスボール等はここには含まれないはずなので、リーグの捕手としては無失策で1年間を乗り切るというのが一つの目安になるだろう

 

<一塁手で守備率10割>
(155)  大久保美紗(ルネサス高崎)
(133)  小柳薫(豊田自動織機)
( 69)  外山美紀(佐川急便)
( 32)  中村歩(佐川急便)
( 66)  伊藤幸子(トヨタ自動車)
( 57)  藤崎由起子(トヨタ自動車)
( 43)  田中里依(佐川急便)
( 35)  新崎涼子(デンソー)
 ※藤崎、伊藤は半々で使われながらともに10割は立派、中村歩はレフトでも出ていたが怪我の後は一塁も守ったのかな?
 ※ただレギュラーでほぼ全試合出て無失策の大久保美紗と小柳薫が守備に関しては双璧
 ※捕手同様、無失策で乗り切るのが一つの目安でもあろうが、ハードルはもっと高く、一塁手でも10割は守備に関して一流の証

 

<その他のポジションで守備率10割>
 ※かっこ内は守備機会
投手(38)  上野由岐子(ルネサス高崎)
投手(31)  伊藤美幸(太陽誘電)
二塁(46)  鈴木美加(トヨタ自動車)
三塁(64)  廣瀬芽(太陽誘電)
遊撃(84)  西山麗(日立ソフトウェア)
左翼(49)  佐々木瞳(大鵬薬品)
 ※上野は単に失策がゼロというだけでなく、センターに抜けそうな当たり、内野安打になりそうな当たりをかなりアウトにしていた
 ※まさかの鈴木美加失策ゼロで大地震を危惧(笑)
 ※廣瀬芽はさすが。そして大鵬の佐々木瞳が渋く10割で乗り切っているのが素晴らしい
 ※今年は適度にDPを挟みながらの出場だった西山だが、遊撃で出た試合では失策ゼロ。完璧


 

【打率ベスト10(30打席以上)】
 ※かっこ内は打席数
0.467(42)  渥美万奈(トヨタ自動車)
0.441(88)  N・ワトリー(トヨタ自動車)
0.424(81)  藤野遥香(トヨタ自動車)
0.410(66)  J・トッピング(豊田自動織機)
0.406(72)  中山亜希子(大鵬薬品)
0.403(78)  馬渕智子(日立ソフトウェア)
0.390(74)  S・ポーター(佐川急便)
0.378(43)  渡辺瞳(戸田中央総合病院)
0.375(73)  西山麗(日立ソフトウェア)
0.369(43)  白井沙織(豊田自動織機)
 ※ようやく大器の片鱗を見せ始めた渥美万奈。日本代表の中心打者になるまでひたすらに前を向いて努力すべし
 ※Hondaの平林の名前がないのが悲しすぎる。ちゃんとせえ

 

【打率ワースト10(30打席以上)】
 ※かっこ内は打席数
0.070(50)  増井知美(大鵬薬品)
0.071(30)  又吉薫(Honda)
0.097(37)  岩川奈美絵(佐川急便)
0.122(43)  高井佑実(戸田中央総合病院)
0.135(60)  太田あゆみ(戸田中央総合病院)
0.148(33)  吉田真由美(戸田中央総合病院)
0.149(81)  松岡玲佳(伊予銀行)
0.152(54)  野木あや(デンソー)
0.161(36)  菅野愛(豊田自動織機)
0.161(69)  山崎由利(大鵬薬品)
 ※捕手として苦労が絶えなかった増井や高井、ようやく遊撃のポジションをつかんで守るだけで必死だった又吉らは来年の飛躍に期待。決して打てない打者ではない
 ※岩川、松岡、野木、菅野なども同様で、今年は内野を守り抜いただけで十分だろう
 ※一人だけ苦言を呈するとすれば大鵬の山崎。4番でこの打率ではチームも苦労するはず。こんな成績で終わるような選手ではない。喝!!

 

【出塁率ベスト10(30打席以上)】
 ※かっこ内は打席数
0.568(88)  N・ワトリー(トヨタ自動車)
0.548(42)  渥美万奈(トヨタ自動車)
0.514(74)  S・ポーター(佐川急便)
0.513(80)  廣瀬芽(太陽誘電)
0.482(85)  山本優(ルネサス高崎)
0.457(81)  藤野遥香(トヨタ自動車)
0.455(66)  J・トッピング(豊田自動織機)
0.449(78)  馬渕智子(日立ソフトウェア)
0.443(79)  山田恵里(日立ソフトウェア)
0.442(43)  渡辺瞳(戸田中央総合病院)
 ※後ろに谷川が控えていてこの廣瀬の出塁率の高さは本来は驚愕なのだが、もう毎年のことなので驚かない

 

【出塁率ワースト10(30打席以上)】
 ※かっこ内は打席数
0.100(30)  又吉薫(Honda)
0.100(50)  増井知美(大鵬薬品)
0.163(43)  高井佑実(大鵬薬品)
0.164(67)  熊谷陽香(シオノギ製薬)
0.170(53)  寺本有希(佐川急便)
0.184(38)  小森由香(豊田自動織機)
0.186(43)  陽山亜美(シオノギ製薬)
0.186(59)  芝崎恵梨(Honda)
0.188(32)  城戸絵理沙(ルネサス高崎)
0.206(34)  森田まゆ(大鵬薬品)
 ※又吉は今年は仮免許での路上教習みたいなもの。実力を発揮するのは来年
 ※一番驚いたのは小森の出塁率の低さ。これだけ低くてあれだけ活躍しているイメージ。いかにここ一番のチャンスに打ったかということ


 

【安打(ベスト5)】
30  N・ワトリー(トヨタ自動車)
29  馬渕智子(日立ソフトウェア)
28  藤野遥香(トヨタ自動車)
28  中山亜希子(大鵬薬品)
26  蔭山遥香(ルネサス高崎)
 ※世界一の俊足スラッパーと張り合う日本が誇るアジアの大砲。実に頼もしい

 

【二塁打(ベスト5)】
7  小野真希(トヨタ自動車)
7  藤野遥香(トヨタ自動車)
6  中山亜希子(大鵬薬品)
6  小柳薫(豊田自動織機)
5  峰幸代(ルネサス高崎)
5  中野久美(ルネサス高崎)
5  馬渕智子(日立ソフトウェア)
5  田中清香(Honda)
 ※小野は本当に毎年着実に成長している。代表が世代交代すれば日本のレフトを守ることになるだろう
 ※中山も三塁打1本があるから実質同数1位のようなもの
 ※早晩二塁打の記録を作りそうな小柳が実力通り一年目から3位に

 

【三塁打(ベスト5)】
4  山本優(ルネサス高崎)
(4  伊予銀行)
3  狩野亜由美(豊田自動織機)
3  N・ワトリー(トヨタ自動車)
3  水谷直子(太陽誘電)
(3  シオノギ製薬)
(3  Honda)
2  菅野愛、古田真輝、原田のどか、今泉早智、東美紀、蔭山遥香、山田恵里、佐川急便、大鵬薬品
 ※狩野、ワトリー、水谷を抑えて1位の山本

 

【本塁打(ベスト5)】
8  N・ワトリー(トヨタ自動車)
(8  戸田中央総合病院)
6  林佑季(日立ソフトウェア)
6  山本優(ルネサス高崎)
(6  太陽誘電)
(6  佐川急便)
(6  Honda)
4  藤崎由起子(トヨタ自動車)
4  佐々木瞳(大鵬薬品)
4  渡辺瞳(戸田中央総合病院)
(4  伊予銀行)
(4  シオノギ製薬)
 ※首位打者はいいが正直、本塁打王までワトリーに取られるのは日本人として何か納得がいかない。林と山本とそれから鈴木、来年は君たちで奪い返せ!

 

【本塁打率(ベスト10)(本数/打数で、全選手対象)】
 ※かっこ内は打席数
0.25( 4)  河内雅美(豊田自動織機)
0.12(88)  N・ワトリー(トヨタ自動車)
0.11(43)  渡辺瞳(戸田中央総合病院)
0.10(11)  中岡理美(デンソー)
0.09(85)  山本優(ルネサス高崎)
0.09(74)  林佑季(日立ソフトウェア)
0.08(15)  横野涼(豊田自動織機)
0.08(70)  藤崎由起子(トヨタ自動車)
0.07(35)  田中里依(佐川急便)
0.07(70)  佐々木瞳(大鵬薬品)
 ※恒例の全選手対象の本塁打率ダービー。今年のNo.1は河内!やるじゃん!(笑)

 

【長(強)打率】
0.93  N・ワトリー(トヨタ自動車)
0.80  山本優(ルネサス高崎)
0.73  渡辺瞳(戸田中央総合病院)
0.69  林佑季(日立ソフトウェア)
0.60  渥美万奈(トヨタ自動車)
0.597  馬渕智子(日立ソフトウェア)
0.58  藤野遥香(トヨタ自動車)
0.57  中山亜希子(大鵬薬品)
 ※本塁打率同様、長打率にも上位に顔をだしているのが2部落ちする戸田中の渡辺瞳。今年一気に実力が開花し出した。来年2部でどれだけホームランを打つのか想像もつかない


 

【四球(ベスト5)】
24  廣瀬芽(太陽誘電)
19  N・ワトリー(トヨタ自動車)
16  佐藤みなみ(太陽誘電)
15  S・ポーター(佐川急便)
14  山田恵里(日立ソフトウェア)
 ※やっぱり廣瀬が1位。後に谷川が控えて居ながら、とはいえ、谷川がもう少しチャンスに強ければここまで廣瀬も歩かされまい
 ※佐藤みなみのこの四球の多さは特筆すべき。来年一気にブレイクするかもしれない、が、また山路監督に怒られるだけかもしれない(笑)

 

【死球(ベスト5)】
8  L・ルプネッティ(Honda)
7  山本優(ルネサス高崎)
7  重松文(伊予銀行)
(7  シオノギ製薬)
6  中村瞳(Honda)
(6  トヨタ自動車)
5  溝江香澄(日立ソフトウェア)
5  T・ウィリアムス(デンソー)
5  原田美樹(Honda)
(5  佐川急便)
(5  大鵬薬品)
 ※当たり屋山本優を抑えて1位はHondaのループ。Hondaは中村&原田というベテランコンビも多いのが特徴

 

【犠打(ベスト5)】
12  溝江香澄(日立ソフトウェア)
10  大久保美紗(ルネサス高崎)
10  熊谷陽香(シオノギ製薬)
9  藤崎由起子(トヨタ自動車)
9  水谷直子(太陽誘電)
 ※今年は繋ぎに徹したのが溝江。熊谷は意外とバントはうまかった

 

【盗塁(ベスト5)】
11  山田恵里(日立ソフトウェア)
(9  戸田中央総合病院)
(9  大鵬薬品)
8  N・ワトリー(トヨタ自動車)
8  狩野亜由美(豊田自動織機)
7  前薗理絵(トヨタ自動車)
7  溝江香澄(日立ソフトウェア)
7  杉山真里奈(日立ソフトウェア)
7  上西晶(太陽誘電)
7  島崎望(Honda)
 ※戸田中、大鵬薬品の数を一人で追い越した山田。ただみんな3~5個分くらいはダブルスチール時でのフリーパス含みかも知れない

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