【2011年/第63回全日本総合女子ソフトボール選手権:2日目雨天順延】
午前8時半、上石津に到着も曇天、今にも泣き出しそうな空。
9時から北公園野球場で今後の予定を話し合う監督会議が開かれるも、第1試合出場のチームには時間がずれることが早々に連絡が行っていた様子。上石津会場では佐川急便の選手が早めに来てアップしていたが、靜甲の選手は少し遅め。2時間遅れの11時試合開始予定で準備中という話しを耳にする。
11時開始に向け、10時前からグランド整備が始まる。しかし10時過ぎに突然の強い雨で再びグランドにブルーシートが張られる。せっかくの整備が元の木阿弥。
そこに一人のお爺さんが現れる。
その会場整備のお爺さん曰わく、
「そやから地元の人の言うこと聞かなあかんのやって。向こうの山見たら雨降ってくんのわかってるんやから。あともう一時間待ってから決めやな。おら、オッカアにそう言われたんやもん」
それから1時間はとんでもない豪雨だったが、オッカアの予言通り、約1時間後の10時50分には雨が上がり、グランドもそこまで水も溜まっておらず整備すれば十分出来る状態に。
私は大会実行委員長を、この「オッカア」に交代させることをここに提案する(笑)
豊田自動織機の選手も戸田中央総合病院の選手も現れ、靜甲と佐川急便の選手は試合前の練習を始めたその頃、場内放送で、
「本日の試合は中止で、明日に延期になった」
旨の放送が流される。
台風の余波による雨雲ゆえ、天気の変化は全く読めないが、一部に青空が見えていたりして、にわか豪雨を避ければなんとかやれたとは思われたが、4会場横並びで試合進行が前提で、北公園球場側が開催に強く難色を示したことが原因ということを小耳に挟んだ(あやふやな情報だが、そこには大鵬薬品に降雨コールド負けしたルネサスが…)。
今回の会場で言えばAとDはナイター設備があり、BとCはなし。以前埼玉大会だったかで、4回までやった時点で日没、それからナイター設備のある会場に移動して続きを行ったと言うこともあったように、今日も会場移動を考慮すればできないこともなかったとは思ったが。
なんか釈然としないながらも、しかし天気だけはさすがに読めないしこればっかりはまあ仕方ないかと思いつつ、晴れ間ののぞく空の下を帰路についた。
ただその後も突然豪雨が来たり、今日の判断は結果論的には賢明だったかな。
雨の中整備していた皆様、長く待機していた選手の皆様、ご苦労さま!
明日も頑張りましょう。
そう言えばこれはいわゆる「国体リハーサル」大会。
てことは、16チーム優勝、なんてこともリハーサルすることもあるのだろうか?(笑)
<低い雲と明るい空が入り交じる台風の余波特有の天気>
<突然の豪雨、後ろのお爺さんのオッカアの予言通り>
<アスファルトに叩きつけるような突然の豪雨>
<すぐ向かいの山も見えないほど、もはや雲の中>
<ただ1時間の雨の後に空も明るくなり、グランドもなんとかなりそうではあったが…>