【2018年第63回選抜、準決勝2試合と1日目の観戦記】

※参考【2018年トヨタカップ・組合せ】※

 


 

兵大須磨 000 0002 00…2-10-0
創志学園 100 1000 01…3-10-0

兵庫大附須磨ノ浦:田村真央、●原茂那 - 炭谷遥香
創志学園:○坂本実桜 - 二宮杏奈
(本)
(三)
(二):原茂那(須)、麻生汐音、二宮杏奈、齋藤明日加(創)

<試合経過>
・1点を先行した創志は4回、走者一人を置いて二宮杏奈がレフトオーバーのタイムリー二塁打を放ち追加点。
・0-2で迎えた最終回、須磨ノ浦の攻撃も2死走者一塁となり、打者は代打の和田凜。和田が打った打球は当たり損ねの平凡なファースト正面のゴロ。これで試合終了と思ったが、ファースト麻生汐音が捕球する直前で大きくイレギュラー。この打球がライトの前に転がる間に打った和田も二塁に進み2死二三塁と一打同点のチャンス。ここで打席に入った9番山根悠夏がライト前にジャストミート、値千金の同点2点タイムリーとなり、試合は延長戦へ。
・8回表を0点で抑えた創志はその裏、1死三塁とサヨナラのチャンスで麻生汐音がジャストミート。しかしこれがサード真正面、捕った高橋まひろがそのまま三走の近藤佑希にタッチしダブルプレー。
・9回表を再び0点に抑えた創志はその裏、頼貞さくらの犠打で1死三塁とすると、最後は9番松本沙耶がライトにタイムリーを放ちサヨナラ、熱戦に終止符を打った。
・敗れはしたがさすが名門兵庫大附須磨ノ浦、創志の好投手坂本実桜に計10安打を浴びせ再三チャンスを作ったが、しかし特にクリーンアップにここぞの1本が出なかったのが敗因となった。

<二宮杏奈のレフトオーバーのタイムリー二塁打>


<7回2死一塁、和田凜がファーストへゴロを放つとイレギュラー。記録はエラーかも知れないが明らかに跳ねた>

<このイレギュラーヒットで走者は二三塁に>


<この7回2死二三塁のチャンスに、山根悠夏が値千金の同点2点タイムリー>


<二塁から和田が生還し土壇場で同点に>

<8回、1死三塁で麻生汐音がジャストミートも三塁正面>

<併殺打となり無得点、延長9回へ>

<9回1死三塁で松本沙耶がライトにサヨナラタイムリー>

<創志が2年連続で決勝へ>


九州文化 000 2120…5-9-0
神村学園 110 0200…4-8-0

九州文化学園:川原ほのか、○田渕朱理 - 前田あみ
神村学園:坪野三咲、田畑七海、●坪野茉依 - 田島茉依
(本):藤瀬さくら、田島茉依(神)
(三):瀬戸口梨乃、林田三冬(九)
(二):西田華綸②、前田あみ(九)、田島茉依、中野玲奈(神)

<試合経過>
・神村学園は2回に9番藤瀬さくらの本塁打も飛び出し2点をリード。
・九州文化は4回、無死一二塁から3番三輪玲奈が犠打を決め、4番池田有佳里がタイムリーでまず1点、1死後、6番古庄未久が一塁ギリギリセーフの際どいセフティバントヒットを決めて同点に追いつく。
・九州文化は5回に8番西田華綸の二塁打と1番瀬戸口梨乃の右翼線三塁打で1点を勝ち越す。
・神村学園は負けじとその裏、走者を一人置いて3番田島茉依がライトに逆転のツーランを放ち再び勝ち越す。
・しかし6回、九州文化は5番前田あみの二塁打、6番古庄未久のヒットの後、7番林田三冬の三塁打でまず同点、さらに8番西田華綸のこの日2本目の二塁打で再々逆転する(二人目は本塁アウト)。
・最後はリリーフした田渕朱理が6、7回を0点で締めくくり、決勝戦に駒を進めた。

<九州文化学園先発の川原ほのか>

<2回、ホームランを奪い捕ろうとフェンスに激突する九文のレフト林田三冬>

<2回、本塁打を放った神村学園の9番、藤瀬さくら>


<4回、九文は池田有佳里がタイムリー>


<5回、神村学園は3番田島茉依がライトに逆転のツーラン>


<逆転弾を放ちナインに迎えられる田島>


<しかし最後は逆転されて敗退。多田監督もこの試合をもって勇退。今後は某大学の監督に就任し、後任は日本リーグでも監督を務めた某氏(こういう人事に関することは安易に書かない方がいいかな)>



  


 

以下は観戦した1日目の試合の様子をダイジェストで。

【1日目第1試合】

鳥取城北 100 0010…2-7-0
 済美  000 003x…3-4-0

鳥取城北:●川村まつり - 女鹿田千紘
済美:○小島夢乃 - 松田里桜
(本):吉金亜希子(済)
(三)
(二):川村まつり(鳥)

0-2で迎えた6回裏、済美は無死二三塁から4番吉金亜希子が逆転スリーラン。この一発で済美が逆転がち。
俳句の町、松山のチームの勝利なので、ここで一句。
「春の日に 二の字二の字の 下駄の跡」
(済美の応援席にしか分からないネタ、笑)

<逆転スリーランを放った済美の吉金亜希子>




佐賀女子 102 0000…3-4-1
岐阜女子 000 0000…0-5-2

佐賀女子短期大学付佐賀女子:○中村美瑠 - 片岡美結
岐阜女子:●田中未弥美、石原瑠々 - 藤田悠芽
(本)
(三)
(二):山口未葵(佐)

1回、3回ともに佐賀女子は相手のエラーによって得点。地元の岐阜女子は安打数では上回ったが守備のミスに泣く。

<佐賀女子の投手、中村美瑠>


【1日目第2試合】

九州文 101 0000…2-7-0
花巻東 000 0000…0-1-1

九州文化学園:○川原ほのか - 前田あみ
花巻東:●清水慎子、佐藤歌鈴 - 大越玲那
(本)
(三):瀬戸口梨乃(九)
(二)

九州文化学園の3回の1点は1番瀬戸口梨乃の三塁打の後にイリーガルピッチ。

<花巻東のエースでキャプテン、清水慎子>


<1安打完封した九州文化学園の川原ほのか>


<九州文化学園の好打者、瀬戸口梨乃>


<花巻東の4番、大越玲那。最後の打席で本塁打性の当たりを放つも、、、>


<レフトの林田三冬がフェンス際で好捕>


伊勢学園 000 1000…1-6-1
光明相模 013 200x…6-8-0

伊勢学園:○桑鶴花帆 - 堀本愛美加
光明学園相模原:●村山莉瑚 - 野口純子
(本):金子玲央菜(光)
(三)
(二):堀本愛美加(伊)、兒玉彩花、山本ひなの

光明は2回、金子玲央菜の本塁打で先制。4回には山本ひなのの2点二塁打でダメを押した。

<光明相模原の遊撃手、兒玉彩花>


【1日目第3試合】

多治見西 100 0010 3…5-7-2

京都成章 200 0000 0…2-9-2

多治見西:○水野愛海 - 福重さくら

京都成章:●川北みいな - 村田亜澄

(本)

(三)

(二):坂東沙南(多)、小畑もえ(京)

多治見西は6回に重盗と敵失で同点、8回に板東沙南の二塁打など3安打で3点取って勝利。

<多治見西の捕手、福重さくら>


<多治見西のエース、水野愛海>


<京都成章のエースで4番、川北みいな>


高川 000 0000…0-2-0
飛龍 000 030x…3-13-0

高川学園:●實政里緒 - 竹中愛美
飛龍:朝比奈さくら - 袴田涼乃
(本)
(三)
(二)

飛龍は5回、6番袴田涼乃のバントヒットで先制し、7番土屋晴美のヒットで追加点。

<飛龍の投手、朝比奈さくらの豪快なスイング>


<レフトオーバーの単打を放つ飛龍の9番、寺澤夏海(一塁走者の走塁ミスで二塁打にならず)>


 

【1日目第4試合】

高崎 000 0000 1…1-*-*
文徳 000 0000 0…0-*-*

高崎健康福祉大高崎:○櫻井彩夏 - 上原千風
文徳:●渡邊双葉 - 小川天奈
(本)
(三)
(二):穴久保美緒(高)

<文徳の投手、渡邊双葉>


<健大高崎の左腕、櫻井彩夏>


<健大高崎の4番でキャプテン、市村瑞姫>


藤村女子 010 0000 1…2-6-1
清水ヶ丘 100 0000 0…1-5-0

藤村女子:○飯島綾香、五十嵐彩花、飯島綾香 - 小村桜咲
清水ヶ丘:●水戸川麻優、石井花姫 - 砂川帆乃香
(本)
(三)
(二):洲脇玲菜(藤)、竹光久莉寿(清)

3番竹光久莉寿の二塁打で清水ヶ丘が先制。藤村女子は2回に5番洲脇玲菜の二塁打ですかさず同点。その後は両チーム投手陣が踏ん張るが、延長で藤村が勝ち越す。

<藤村女子のエース、飯島綾香>


<先制二塁打を放つ清水ヶ丘の竹光久莉寿>


高松南 010 0000…1-6-2
都城東 000 0000…0-2-1

県立高松南:○猿養あかり、山田実波 - 鞠子一菜
都城東:●山口愛実 - 吉戒のぞみ
(本)
(三)
(二)

高松南は2回に9番横井佑佳のセンター前タイムリーヒットで先制し、猿養あかり、山田実波の継投で逃げ切った。

<高松南のエースで4番、猿養(さるかい)あかり>


<都城東の3番でエースでキャプテンの山口愛実>


コザ 000 0000…0-3-1
帝京 200 301x…6-12-0

県立コザ:比嘉らら -平良玲美伽
帝京安積:○石田紅葉、相良茉悠 - 大平麗
(本)
(三)
(二):植田莉央、大平麗(帝)

帝京安積が12安打で快勝。6回、あと1点でコールドの場面で走者を貯めていたが、そこはコザの比嘉らら投手がなんとか踏ん張った。

<コザの1番センター、伊礼真歩。れっきとした高校生です^^>


<コザのエース、比嘉らら>


<帝京安積の左腕、石田紅葉>


<健闘した県立コザナイン。やっぱり自分は沖縄好きだなあ~>










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