【1日目第1試合-E】
大和電機 002 0001…3
平林金属 000 0011…2
大和電機:○大串都未希 - 岡村香織
平林金属:●岡崎栞菜 - 弦田彩加
(本):川渕真由(平)
(三):望月朱里、岡村香織(大)
(二):中嶋瞳(大)、岡崎栞菜(平)
【テーブルスコア】
【コメント】
大和電機は3回、近藤紗帆のタイムリーと後藤菜緒子の押し出し死球で2点を先制。7回には先頭の岡村香織がライト線ギリギリに落ちる三塁打を放つと、この試合は4番に座った中嶋瞳がレフト線にタイムリー二塁打を放って3点目を奪った。
一方、平林金属は6回に川渕真由がライトに完璧な当たりで放り込み1点を返すと、7回裏、7番投手の岡崎栞菜が左中間を破るタイムリー二塁打を放ち1点差。なお同点のチャンスだったが、最後は今年レフトのレギュラーに定着しそうな期待の大坪真子が粘ったがサードゴロに倒れ、最後まで攻めたがあと1点が届かなかった。
【1日目第1試合-F】
YKK 10 64 0400…24
日本ウェルネス 0 00 0000…0
YKK:○東堤雅、川尻いずみ - 青木千秋
日本ウェルネススポーツ大学:●河内愛葉、小長井美希 - 加藤麻瑚
(本):宮坂佑希、大内麻里奈、青木千秋(Y)
(三):大竹莉乃(Y)
(二):井田遥②、宮坂佑希③、内山奈津実、大竹莉乃(Y)
【テーブルスコア】
【コメント】
YKK打線がウェルネス先発の河内愛葉の投球に丁度バッチリ合ったか、初回から猛打爆発で10得点。5回までに大量24点を奪って試合を一方的なものにした。
良いところの無かったウェルネスだが、終盤にベテランの小長井美希が登板すると6-7回は若いYKK打線を0点に抑えた。
【1日目第2試合-E】
花王コスメ 000 0300…3
平林金属 100 0001…2
花王コスメ小田原:高橋悠衣、人見まどか、○山賀緋那子、大森知香 - 大島美里
平林金属:岡崎栞菜、●中村絢夏、岡崎栞菜 - 弦田彩加、佐藤倫、弦田彩加
(本):
(三):鈴木愛梨、川平典華(花)
(二):中村絢夏②、川渕真由、佐藤倫(平)
【テーブルスコア】
【コメント】
初戦を1点差負けした平林金属のダブルヘッダー第2試合。そして花王の佐々木百合香監督の初陣でもある記念すべき試合。その試合は初回、ヒットの川渕真由が盗塁で二塁に進むと「3番DP」で2試合連続先発の投手中村絢夏が左中間にタイムリー二塁打で平林金属が先制する。
しかし花王コスメは5回、この回から投手の守備についた中村を攻め、先頭の柿崎萌乃がレフトオーバーの三塁打で出ると3番の菊地咲絢がレフト前タイムリーでまず同点。大柴麗が死球で繋ぐと倉田実沙の投ゴロを中村が難しい体制から一塁悪送球して勝ち越し点をもらう。さらに林舞美にもレフト前タイムリーが出て一気に3点を奪い試合をひっくり返す。
粘る平林金属は7回裏、川渕真由と佐藤倫の二塁打で1点差に迫り、なお1死二塁と攻めたが後続が断たれ、初日の2試合とも悔しすぎる2-3での1点差連敗となった。
ただ逆転された4回の守りでは、リリーフした中村の若干の独り相撲もあったが、先頭の柿崎に打たれた三塁打は正直、レフト正面へのライナー。これをレフトの大坪が思わず前進して頭上を越される記録に残らないミスで、あの打球を普通に処理していれば3点も入らなかったはず。悔やまれるプレーだったが、若い大坪には良い経験にして成長して欲しい。
【1日目第2試合-F】
ドリーム 000 0000…0
日本精工 200 000x…2
ドリームシトリン:●松本菜摘 - 角川美佐子
日本精工:○藤嶋涼菜、山田夏生 - 馬場未波
(本):
(三):
(二):角川美佐子(D)
【テーブルスコア】
【コメント】
日本精工は初回のチャンスで開幕から5番DPに座った「仕事人」江口裕里がさすがのセンター前へのタイムリーで先制。馬場にもレフト間にタイムリーが出て2点を奪う。ただその後は日本精工の藤嶋涼菜、ドリームシトリンの松本菜摘、両投手の好投で試合は膠着状態に。
迎えた7回表、ドリームシトリンは代わった日本精工の投手山田夏生を攻め、林佑奈、青野可奈の連続ヒットで一二塁とすると西畑安美がセカンドの左へ緩いゴロを転がして走者を進めて1死二三塁。一打同点の場面まで持って行ったが、最後は佐藤瑠菜がショートフライ、角川美佐子がファーストファールフライに打ち取られてゲームセットとなった。
【1日目第1試合-A】
花王コスメ 130 0102…7
日本ウェル 000 0000…0
花王コスメ小田原:○青野芙妃子 - 本田菜緒子
日本ウェルネススポーツ大学:●小長井美希 - 加藤麻瑚
(本):
(三):
(二):林舞美、比護紀子(花)、加藤麻瑚(ウ)
【テーブルスコア】
【コメント】
昨日の試合で大敗したウェルネスは先発にベテラン小長井美希を持って行き、敗れはしたがなんとか試合を作った。
【1日目第1試合-B】
日本精工 000 0000 4…4
大和電機 000 0000 3…3
日本精工:○山田夏生、白川果歩 - 馬場未波
大和電機:●北山柚花、大串都未希 - 岡村香織
(本):
(三):
(二):角山瞳(大)
【テーブルスコア】
【コメント】
この試合は別の投稿で詳細にレポートします。
【1日目第2試合-A】
YKK 041 0233…13
花王コスメ 101 3001…6
YKK:安逹麻優、○川尻いずみ - 青木千秋
花王コスメ小田原:大森知香、●山賀緋那子、神藤都、高橋悠衣 - 大島美里
(本):宮坂佑希、横山美咲、大内麻里奈(Y)
(三):横山美咲(Y)、川平典華(花)
(二):横山美咲、大内麻里奈、関口紅里(Y)、菊地咲絢③、早坂遙華、川平典華(花)
【テーブルスコア】
【コメント】
YKK打線がまさか、まさかの、まじか?ホンマか?うそやろ?どないしてん?大地震くるんちゃうか?もうこの世も終わ…(言い過ぎ、笑)の、大大大爆発。
17安打の3ホームランで花王コスメを圧倒。しかもこの試合で横山美咲がサイクルヒットまで達成したんだからやっぱりこの世も終わるかも(笑)いやでもそれくらい振ればヒット、当たれば長打の十何年に一度のお祭り騒ぎだった。相手の花王コスメのフェンス直撃も含めた1三塁打に5二塁打とかを見ても分かるように、それもこれも、常時「ホームラン風」が吹き続けるA会場で試合をしたことが最大の要因だが、ただ好投手の多い花王コスメを相手の記録達成なのでこれは素直に賞賛できる。とはいえやはり、花王の投手陣、特に右のWエースの高橋悠衣と山賀緋那子の調子がかなり悪かったのも大きく影響したか。
【1日目第2試合-B】
平林金属 000 0000…0
ドリームシトリン 000 001x…1
平林金属:●岡崎栞菜 - 弦田彩加
ドリームシトリン:清水愛恵、○髙野里穂 - 角川美佐子
(本):
(三):
(二):
【テーブルスコア】
【コメント】
平林金属の岡崎栞菜、ドリームシトリンの清水愛恵、両投手の好投で試合は0-0のまま進行。
5回表、不運な内野安打2本で2死一三塁のピンチを招いたドリームシトリンは初回にライトに火の出るようなクリーンヒットを打たれている3番の中村絢夏を、満塁になるのも構わず迷うこと無く故意四球。そして続く佐藤倫をセカンドゴロに切って取ってなんとかこの回を無失点で切り抜ける。
ドリームは5回裏もゼロで終わると、6回表からはエースの髙野里穂をリリーフに。5-7番と下位に向かう打順ではあったが、平金の攻撃を三者連続三振と見事なピッチング。この投球が試合の流れを明らかに変えた。
6回裏、ドリームシトリンは先頭の好川真悠子がボテボテのセカンド内野安打で出塁すると、ショートゴロとレフトフライタッチアップ、四球で2死一三塁として最も頼りになる青野可奈にセンター前決勝タイムリーが出た。平金からすると青野の次の打者が西畑だったので、5回の平金攻撃時と同じように恐い青野を歩かせ満塁にする手もあったが、結果的に青野勝負が裏目に出た。ただ青野の当たり自体は打ち取った弱い打球で、コロコロと緩く二遊間を抜けていったもの。満塁にすればもちろん押し出しもあったし、勝負の選択肢も間違いでは無かった。あのヒットは不運というか、まああそこで決勝打を打てる青野が素晴らしかったということだろう。