シオノギ製薬
001 0000…1
000 0000…0
日立マクセル
シオノギ製薬：○安福智 － 橋元春華
日立マクセル：●西村瑞紀、呂偉 － 中村祥子、篠田美穂
【戦評】
とにかく安福の投球、そして橋元のリードが抜群でマクセルは最後までチャンスらしいチャンスも作れなかった。
マクセルは良い打者が多いのだが、特に三番小野、五番田中梢がこの大会を通じて若干調子を落としていたのもマクセルとしては痛かった。西村と呂が3試合好投し、常に接戦を演じたいただけに3連敗という結果は非常に悔しいだろう。
同じように3試合接戦ながらも、最後にきっちり勝利したシオノギとはやはりチームとしての経験の差なのだろうか。戦力的には同等以上ながらも結局前後半で2敗してしまった。
シオノギの1点は3番に入った三宅の一打。開幕から期待されそこそこ活躍はしていた新人なのだが、この大会でようやく中心選手の一人になれるような活躍が出来た。1番の藤田、4番の宮、下位の橋元の間で三宅に当たりが出だすと、シオノギもなかなかいい打線になってくる。
しかしそれにしても安福-橋元のバッテリーは素晴らしかった。バッテリーの息が合うというのはこういうことかと、この高校時代からのバッテリーを見ているとつくづく感じる。
【先攻：シオノギ製薬】
1(7)：藤田恵
2(9)：陽山亜美
3(8)：三宅美咲
4(5)：宮幸代
5(3)：杉本夏子
6(D)：上田恵
7(4)：山根すずか
8(2)：橋元春華
9(6)：椎木明日香
FP(1)：安福智
【後攻：日立マクセル】
1(8)：阿部環
2(4)：田中涼子
3(6)：小野奈津子
4(2)：中村祥子
5(5)：小林朝子
6(D)：田中梢子
7(3)：高崎千恵
8(9)：林杏奈
9(7)：東綾華
FP(1)：西村瑞紀
【1回表：シオノギ～0点(西村)】
藤田：投ゴロ
陽山：三ゴロ失(小林が高投)
三宅：捕犠打
宮：一ゴロ失(強い当たりを高崎がはじく)
杉本：
※重盗失敗
【1回裏：マクセル～0点(安福)】
阿部：右飛
田中涼：三直
小野：遊直
【2回表：シオノギ～0点(西村)】
杉本：投ゴロ
上田：二飛落球・二進
山根：遊ゴロ
橋元：遊ゴロ
【2回裏：マクセル～0点(安福)】
中村：二飛
小林：二飛
田中梢：二ゴロ
【3回表：シオノギ～1点(西村)】
椎木：一バントゴロ
藤田：四球
陽山：一犠打
三宅：右前適時打
【動画】
宮：中飛
＜この刈谷大会3連戦では常に目立った活躍をしていた三宅美咲。この大事な一戦では決勝のタイムリー＞
【3回裏：マクセル～0点(安福)】
高崎：二ゴロ
林：三ゴロ
東綾：投ゴロ
【4回表：シオノギ～0点(西村)】
杉本：左前打
上田：一犠打
※二塁代走に長平雅
山根：中飛
橋元：四球?
代打紺野智美(←椎木)：遊内安・長平が守備妨害でアウト
＜遊撃の小野に当たってしまった長平。実は前の対戦でもセカンドの田中涼と交錯しておりその時は生かされたが、今回は守備妨害を取られた＞
【4回裏：マクセル～0点(安福)】
阿部：二飛
田中涼：四球
小野：空振り三振
中村：右飛
【5回表：シオノギ～0点(西村)】
藤田：右前打
陽山：一犠打野選(高崎が二塁を見て一回転してしまい間に合わず)
三宅：一犠打（二三塁に）
宮：三ゴロ
杉本：投飛(バットの先のフライを西村が腕を伸ばして好捕)
【5回裏：マクセル～0点(安福)】
小林：右邪飛
田中梢：右飛
ph河瀬朝子(←高崎)：空振り三振
【6回表：シオノギ～0点(呂)】
※高崎が再出場
※バッテリー交代、西村＆中村→呂偉＆篠田美穂
上田：右飛
山根：中飛
橋元：左飛
【6回裏：マクセル～0点(安福)】
林：一ゴロ
東綾：三バントゴロ
阿部：中前打
田中涼：空振り三振
※最後は頭の高さを振らせる抜群のリード
【7回表：シオノギ～0点(呂)】
椎木：投ゴロ
藤田：三邪飛(バットの先)
ph鹿出千奈美(←陽山)：左飛
【7回裏：マクセル～0点(福)】
※陽山が再出場
小野：右邪飛
篠田：中直
小林：右飛
＜6回2死までノーヒット。阿部に中前に運ばれるもその1安打に抑え完封した安福。素晴らしいピッチング＞
＜マクセルの西村も好投したが、それ以上に好調だった三宅の一打にやられた。しかし十分及第点の投球。守りも良かった＞
