【8月3日:サマーグランプリ 個人第3戦~オリ(FIN)優勝】
LH個人戦 クールシュベル(Courchevel,HS132@フランス)
初戦のシリーズはNHからのスタートだったが2戦目からはラージヒル。
前回の僕の辛らつなフィンランド批判がこたえたか(?)、フィンランドのオッリ(Olli Harri)が優勝した。
2位がこの夏好調なドイツのスパーシュ(Spaeth Georg)、そしてスパーシュと同じ年のスイスの貴公子アマン(Ammann Simon)が3位と健在なところを見せ付けた。
4位にはモルゲンシュテルンと並ぶオーストリーのエース・シュリーレンツァウアー(Schlierenzauer Gregor)で、そのモルゲンシュテルン(Morgenstern Thomas)が5位に入っているのはさすが。
日本勢ではもう一人のオーストリーの実力者コッフラー(Kofler Andreas)と並んで竹内拓が6位と大健闘した。日本人離れしたパワー ジャンパーが今年いよいよブレイクするのか、大いに期待できる。
今年力を発揮しそうなドイツ勢はウアマン(Uhrmann Michael )が9位、ノイマイヤー(Neumayer Michael)が12位に入った。
もとよりサマージャンプである。本シーズンでさえ1戦ごとに好不調が変わるジャンプ競技では鬼も笑いそうな予想だが、今年はドイツがかなりやりそうだと今から予言しておきたい。
スロベニアのピクル(Pikl Primoz)は今回も10位と安定している。
ちなみに日本勢では湯本が13位、栃本が16位と健闘。渡瀬と葛西は2回目に進めなかった。