【3月10日(最終日)・試合結果】
<1位対決>
○太陽誘電2-1日立ソフトウェア(C会場第2試合)
<2位対決>
○豊田自動織機7-2シオノギ製薬(C会場第1試合)
<3位対決>
○大鵬薬品t2-1トヨタ自動車(A会場第2試合)
<4位対決>
○鈴鹿国際大4-3園田学園女子大(A会場第1試合)
<5位対決>
○デンソー6-1日本体育大(B会場第2試合)
<6位対決>
○佐川急便5-2ペヤング(B会場第1試合)
<7位対決>
○甲賀健康医療専門学校7-0富士大(D会場第1試合)
<1位対決>
この日は最終日ということで各組同順位同士の対戦。第1試合は基本的にC会場をメインに見ながら、スタンド最上段からA会場とB会場も遠目に見てスタメンを確認、というような観戦。第2位試合はC会場の1位対戦と、A会場の3位対戦を半々で観戦。
結局、太陽誘電はこの大会負け無しで全勝。その前の練習試合も含めても負けなしで、結局はマドンナカップで豊田自動織機に大敗するまで連勝を続けたようだ。チームのHPもオープン戦から非常に詳細な速報をしてくれるようになり、チームの躍進と合わせて会社のバックアップ体制にも今年は大いに期待できそう。これで、日立ソフトウェアとHonda、デンソー、豊田自動織機、ルネサス高崎に加え太陽誘電で6チーム目の詳細な速報サイトの開設。戸田中央総合病院もかな。これでリーグ戦のかなりの試合の詳細を知ることが出来るでしょう。
今回の熊野オープン。ようやくソフトボールが始まったなあという感慨が一番だけど、やっぱり春一番の大会としては新人選手の初お目見えと一冬越して急成長した選手のプレーを見られるのも大きな楽しみの一つ。前の投稿でも書いたように、太陽誘電の“泣き虫(返上済)”石濱真実のバッティングの急成長が特に印象に残ったのだが、もう一人あげるとしたら佐川急便の外野手・村中美紀。身長153cmという小柄ながらも思い切りのいいスイングで大鵬戦ではホームラン性の大ファールを放ったりペヤング戦でも長打を放ったりとパンチ力もある。若干体型は違うけどこの選手が元織機の小森由香選手みたいな小さいながらも力強い打者になってくれると、佐川急便ももっと面白いチームになりそう。キャプテンもセカンドの柳瀬友紀に替わり、この佐川急便と太陽誘電がリーグをかき回してくれるとかなり面白い1年になりそうだ。
<今回の熊野オープンでの個人的な収穫が村中美紀のバッティングを見られたこと。チームも期待して中軸を打たせている>
さて、最終日の試合の報告もしないといけない。
面白かったのが3位対決の大鵬薬品v.s.トヨタ自動車。大鵬薬品の江本奈穂と井俣茉莉の好投の前にトヨタ打線が沈黙し0-0のまま延長戦に入ったのだが、この二人がフルで活躍すると強豪チームといえど大鵬相手には今年はかなり苦労しそうな感じ。それで延長タイブレイカーの8回表に大鵬が千原香奈の二塁打で2点を奪い、その裏トヨタも内野ゴロの間に1点を奪うも2死で無走者に。しかしここから井俣の独り相撲で満塁になり迎える打者は長崎望未。長崎なら100%なんとかするだろうと思ったのだが、ここは井俣が踏ん張って長崎を空振り三振に斬って取ってゲームセット。ほ~長崎でも三振することあるんだ!という感じにグランド全体がなったのだ。
<最終回、満塁で長崎が空振り三振、ゲームセット>
がもちろん、そういう試合内容も面白かったのだがもっと面白かったのはやっぱり鈴木美加。
実はこの試合、スタメンでセカンドで出たのが本職サードの坂元令奈。サードに新人の林真由を入れたことから坂元がセカンドを守ったのだが、終盤にその坂元に代わってセカンドに入ったのが鈴木美加だったが得意の守備ですぐさま坂元に再交代を命じられてしまったのだ。
ただその鈴木美は新人時代の霧島大会で初めて見たときから個人的にとても応援している選手なので、彼女がどんなミスを犯したかについてはここでは言及したくない。応援している選手の失敗をあげつらいたくはないですからね。
だからせめて、ここでは「三択」の形にしてこの話しを終わらせておきたいと思う。これなら鈴木美のミスがどういうものだかわかるまい。
<以下、三択です>
(1)走者一塁の場面で、大鵬の打者はゲッツーコースのサードゴロ。三塁からセカンドと転送されベースに入った鈴木美加がキャッチするも一塁はタイミング的に無理、ということで送球を途中で止めたのだがしかし止めきれず、ボールがすっぽ抜けてライト方向、明後日の方向に転々と。これを見て打者走者が難なく進塁し、福田監督が怒って速攻で再交代を命じたw
(2)走者一塁の場面で、UFOがやってきて着陸した。
(3)走者一塁の場面で、真っ昼間なのに幽霊が出た。
<あ~ぁ、やらかしちまった、鈴木美加。まあ公式戦では絶対にやらかさないように>