【2012年奥多野交流戦1日だけ観戦記】

 7月21日の土曜日に、初めて奥多野交流戦を見に群馬県の上野村、神流町に行ってきました。
 のんびりした雰囲気でとても気に入ってしまったその会場の様子をお届けします



【靜甲v.s.大鵬薬品~最後の対戦】

 今回、奥多野交流戦に来た一番の目的がこの「大鵬v.s.靜甲」を見ること。
 「遠くまで…」と思われるかも知れませんが、去年の対戦は前半が佐賀県、後半が北海道だったのでこれでもまだ近い方なのです(笑)
 そしてこの試合を見に来た理由としては、恐らくこの試合が最後の「大鵬v.s.靜甲」ということ。
 1部と2部という違うもありますし、靜甲が全日本総合に出られないのもありますし、実業団交流戦も1部チームだけの参加。この2チームの対戦はもう二度と見られなくなるでしょう。

 試合はどちらも若手、控え組が主体で、序盤から点の取り合いでしたが、4回の表に靜甲ナインが守備につこうとした時点で突然の大雨。
 グランドも一気に水浸しになりノーゲームになってしまいました。
 でも考えようによっては、どこの結果にも残らない言わば幻のゲーム。そんな試合を見られたというのは、奥多野まで来た甲斐があったということですね。

<靜甲は今倉がマスクを被って中村がセカンドだったり、大鵬も片岡、新井の新人がスタメンで出たり>

<突然の豪雨でノーゲーム。これくらい降られると逆に潔い>


 今回初めての奥多野交流戦観戦。4年前に仕事で神流川沿いを歩いたからどういう場所かは分かってたんですが、ソフトボール観戦は初めて。来るまでは、ルネサス高崎が毎年来ている地元の大会ということでもっとピリピリした雰囲気なのかと思っていました。
 しかしなんというか、実にのんびりしているというか、適当というか、良い意味で期待を大きく裏切られました。
 緑に囲まれた会場、ライト側の距離が足りないグランド、適当に手すりにネットを被せたフェンス。ボールは常に背後の林に吸い込まれ、係員が草むらをはいずり回って探し、飛びすぎたボールはアユ釣りしている人のいる神流川に落ち、見ている観客の首筋をでかい毛虫がはい回る…。
 本当にのんびりした気持ちで観戦できる。なんでこんな素晴らしい大会があるのに今まで来なかったんだろうか!?(答:ルネサス高崎の地元だから、もしかしたら背後から刺されるかもとビビって行けなかった←思い当たる節有り、笑)。
 これは毎年予定に組んでおかないといけない大会になりそうです。恐竜の足跡も見忘れました。来年も是非。

【上野村グランドA】
 <一番西、神流川の上流にある会場>

<ペヤング対太陽誘電の地元対決はペヤングが森投手相手に快勝>

<毎試合、MVPには漁協から、優秀選手には実行委員会から記念品が贈られます。中身なんやろ?>

【上野村グランドB】
<Aグランド近く、やや下流にあるグランドB>

<ライト側のフェンス。こういう個性的なグランド大好き>

<監督が世界選手権に行ってるのでノッカーはこの人。元気そうです>

<試合中の監督代行は次期監督候補(?)のこの人>

<背後の急斜面にボールが引っかかって落ちてこないことが頻繁に。係員さんが梯子登って取りに行きます>

【神流町グランド】
<上野村の会場からは車で20分くらい離れた所にある神流町グランド。バックネット裏が高くなってて普段見られない角度から試合を見られるのがとても魅力的>

<しかし近くに車を停めるとこの通り…。この瞬間を目撃し、速攻で車を移動させました>

<各会場に立派な組合せパンフレットが無造作に置かれていました。もちろん無料配布。ありがたや>



【おまけ】

 では最後に、試合以外の写真をいくつか。


【劇的ビフォーアフター】

<Before・2008年>
4年前に訪れ「たじまや旅館」さんに泊まったときに見た淑徳大選手のサイン入りベンチ
現役選手だけでも、篠田美穂(マクセル)、関友希央(ルネサス)、菊池美咲(靜甲)、関根有希(佐川急便)など、そうそうたるメンバーのサインが。
それが…


<After・現在>

【横断幕】
 上野村A「歓迎 実業団女子ソフトボール部」
 上野村B「ファイトカップ 上野ステージ」
 神流町G「歓迎 全日本女子ソフト奥多野交流戦」
統一性はありません(笑)

~みんな違ってみんないい~

【道中】
 西から来る場合は高速に乗って下仁田ICで降り、湯の沢トンネルを抜けるのが普通でしょうが、果敢に十石峠を越えてみました。ら、上野村手前で通行止め。
 ただ迂回路の林道があったので助かりました。

 それでようやく林道から降りてきて…、
 誰やこんなとこに写真貼ったん…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です