【2018年第70回全日本総合・１日目結果（北陸勢敗退）】

　(9時半頃時点）白羽(しらわ)会場CDグランドは山の上にあり水捌けもいいので普通に行われています。
　山吹会場は低地にあり水捌けが悪くグランドがぐちゃぐちゃ。AB両会場ともに1、2回で中断、11時試合再開を予定してますが、雨が降り続いているので遅れるかもしれません。

　（11時頃時点）CD会場試合が終わりました
　戸田中2-0福井フェニックス
　YKK0-4日立

　２試合目も出来そうでしたが、開始直前に中止決定のアナウンス。恐らく、AB会場に合わせたと思われます。CD会場は明日は本日の第２試合目からのスタートで時間は11時から。

　（13時時点）、雨も弱まり太陽が出てきました。ただまあでも、試合延期は仕方ないかなあ…。ナイター設備もないし。でもCD会場だけでもやってほしかった。そうすれば２日間かけて1回戦の試合を全て見られたのだが。

　しかしこの日はたった2試合しか試合ができなかったのだが、その2試合で負けたのが福井県、富山県という北陸勢２チームなんて。ちょっと北信越ブロックには冷たい雨となりました。
　訂正：あと、福井フェニックスで先発完投したのは長瀬りえ投手でした。ついつい宇野かんな投手と思い込んでいました。謹んでお詫びします。

【Ｃ会場（白羽広場）・１日目】
━━【Ｃブロック・１日目第１試合】━━
福井フェニックス
　000 0000…0-4-2
　010 010x…2-6-0
戸田中央総合病院
【テーブルスコア】

福井フェニックス：長瀬りえ － 江口実里
戸田中央総合病院：五味彩華 － 坂本結愛
（本）：本間紀帆（戸）
（三）：
（二）：

＜戦評＞
　戸田中央総合病院が2回、6番本間紀帆の左中間へのホームランで先制。5回にも水戸久瑠実のタイムリーで追加点。投げては五味彩華が完封勝利をあげ1回戦を無難に突破した。
　ただ敗れはしたが福井フェニックスの先発投手長瀬りえもいい投手だった。7安打は打たれたものの、あの強い雨の中で丁寧に投げて四球は二つだけ。一度だけ手が滑ってちょっとワンバウンドになり、それで進められた走者をタイムリーで返されたが、現在１部で３位の戸田中を相手にこの投球は見事だった。攻撃では2回に2死から江口実里と森本早苗の連打でチャンスを作ったが、あと一本が出なかった。さて、敗れはしたが福井フェニックスの本番はこれから。再来週の福井国体に向けて頑張ろう。

【Ｄ会場（白羽広場）・１日目】
━━【Ｄブロック・１日目第１試合】━━
ＹＫＫ
　000 0000…0-4-2
　220 000x…4-7-0
日立
【テーブルスコア】

ＹＫＫ：●東堤雅、川尻いずみ － 青木千秋
日立：○近藤光、泉花穂 － 清原奈侑
（本）：
（三）：
（二）：宮坂佑希（Ｙ）、那須千春、田邊奈那（日）

＜戦評＞
　とにかくこの試合は日立の先発投手に注目。なんと昨年でデンソーを退部し、今年のシーズン前半は台湾リーグに参加していた近藤光投手が登板。デンソー側が許可しなかったらしく今年は日本リーグでは投げられないが、それ以外は規定に抵触しないということで、この日久々に日本の舞台でのピッチングとなった。
　その日立は初回、セカンドフライの落球でもらった二三塁のチャンスに5番木村千春が2点タイムリーで先制。2回にも松本怜奈のショートゴロと松岡くるみの中前適時打で2点を追加する。
　一方のＹＫＫは1番の宮坂佑希が一人気を吐き、初回先頭打者で右前打、4回にも先頭打者で二塁打で出塁したが、後続が続かなかった。勝敗予想では「東堤か安達がイイピッチングをしてくれれば」と書いたが、失礼ながらもう一人忘れていた。それが新人の「川尻いずみ」だが、この川尻がこの試合では素晴らしいピッチング。不運な4失点をした東堤を引き継いで3回から登板すると時折大きな打球を飛ばされながらも4回を投げて被安打3の無失点。これは大きな自信になるだろう。

＜試合前に投球練習を行う近藤光投手（元福添福嘉・南鷹）＞